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子殺し・教育問題につき、ご意見ください! [主張-時事]

昨今子殺しが多発しています。

振り返れば今年は特に、幼児殺しの頻発した歳でした。
W小林(ロリコン薫と監禁王子ヤスヨシ)をはじめとして、
性犯罪的・ロリコン的要素の強い幼児誘拐・殺人が多かったのですが、
つい最近は不可解なメッタ刺し事件が発生し、一昨日はついに
塾アルバイト講師の青年が「気に食わない」小六女子を
(どうやらこれはストーカー的心理が働いているようですが)
二人きりの教室で刺し殺したなんていう惨事も起きました。

思えば酒鬼薔薇という少年に象徴される「少年事件」が何年か前には頻発し、
急速に対策が取られたりコメンテーターがあれこれ放言していましたが、
その時「キレる17歳」というワードが飛び交ったのをご記憶にありますか。
そのキレる17歳の世代が今、監禁王子になったり塾講殺人犯になったり
しているわけです。

さて、ここからが本題。
別に小生は皆さんに「犯人の心理についてどう思いますか?」とか
「これ以上悲劇が起きないためにはどうしたら良いですか?」といったことを
聞くつもりはありませんし、そんなことを一般人たる我々日本国民の大勢が考える
必要性は一切ないと考えております。よくいろんな方のブログを拝見すると
そうしたテーマでの持論を述べてらっしゃる方が多くいますが、正直食傷気味です。
それについてはかつて『福知山線事故』や『男女間の…』や最近では『町田殺人』などの
記事で既に述べてますので、小生の信条はそちらをご高覧ください。

小生がお尋ねしたいのは特に、現場の先生方。
ブログ上でやり取りをさせていただいた方も数名いらっしゃいますし、そのほかにも、
今ここをご覧になっている教師・講師・牧師・その他「先生」と呼ばれ人を諭す立場で
お勤めの皆様方に、是非伺いたいのです。
この時代をどう捉えますか?そして、「犯罪抑止」とか「防犯」「安全」とかではなしに、
どうしたらこの時勢へ対処できるとお考えですか?今の子どもたちへどう向き合いますか?

学級崩壊なんてことが一時期言われましたが、例えば「すぐ揚げ足を取られて立場が弱い」
「笑いのひとつでも取って人気者にならないといい先生と言われない」「指導のつもりがいじめ
・体罰と一方的に言われ、話し合う間もなくPTAへ通達」「学校からの過剰なノルマで子どもと
向き合う時間がない」等々、現場で今起きていること、その一面を切り拓いてご紹介いただく
のも大変ありがたいです。また、今の社会において思うところもお聞かせください。

限定はしませんが、特にこうした「聖職(と今は言われないのでしょうか)」にお就きの方の
ご意見・現場レポートなどコメント欄にいただければ幸いです。
勿論、子どもを持つ親という立場、キレる17歳だった世代で教職を目指す学生さん、
今まさに小中学生だという皆さん、いろんな方からのご意見をお待ちしております。
関連記事であればTBいただいても構いません。
いつも長々思うところを書いてますが、今回は読ませていただき、吸収してみたいと思います。



追伸:FLIPPERさん
いつもありがとうございます。書き手の心情を解した的確な「読みたくなる」コメント、感謝です。

追追伸:
タイトル変えました。余裕があればいろんな所にTB打ちたいと思うのですが、できないので…
ただただご意見を待つのみというところですかね。
色んな方にご紹介いただけると嬉しいです。


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先生でいらっしゃいますか・・

 初めまして、40才初老といわれる主婦です。首都大学で働けたら嬉しいなと思い、アドレスを追っていましたらなんだか不思議な世界へ入っていました。先生て゜いらっしゃるのか学生さんでいらっしゃるのかわからずに書き込みをしています。ごめんなさい。お許しくださいね・・。 今の学校のことを観察していらっしゃるように見受けられたので わたくしの体験などでよければ参考にしてください。。こんなこと話しても誰も信じてくれないと思うのですが、私は子供の幼稚園時代から始まり、小学校、地獄を味わい一時は薬を飲まなければ生きてゆけないほど苦しみました。でも、母親である私は絶対哀しい顔を子供たちには見せないようにずっと女優でいました。家の中では冗談ばかり言って子供たちを笑わせ、なるべくリラックスさせるように気を遣いました。このお話は一冊の本になってしまうくらい長~いものなので、うまくまとめられないけれど、今の幼稚園から小学校の先生も親も精神的に全く成熟していません。利己主義で自分さえよければよい、自分の子供さえうまくいっていればよいという考えの方ばかりでした。正義感などをみせようものなら、はじかれ気取っている人ということになってしまいます。ちょっしたことから、クラス全体のいじめになり、担任も見て見ぬふり。息子は5年生からひどいいじめに合い、道具箱には「死ね」と油性のペンでかかれました。それを担任の先生に言いに行くと「白い紙でもひいて使いなさい」といわれたようです。もし、私が教師だったら、クラス全員の前でこんなことは絶対してはならないことだと目の前で破り捨てたことでしょう。
隣の女の子にはシャーペンの芯を指先に刺されました。クラスの中でも「きもい、うざい」と息子の机は誰からもくっつけてもらえず、いつも孤独でした。「俺、四面楚歌だよ・・」と話していました。廊下では息子が通ると、みんな壁にくっついて「きもい、きもい」といっている状態でした。女の子は足でけり、数人の女子でわざと息子を女子トイレへ引き込み、「エロだ、エロだ、」と騒ぐ始末。少し抵抗した息子が女の子の胸に手があたってしまい、益々言われてしまいました。
ここまでは、どこにでもありそうなお話です。息子がある日ポツリと「お母さん、死にたいくらい辛いよ・・」と私に漏らしました。もちろん、それまで学校側に対しても黙っていたわけではありません。でも、その時までは、まだ先生達、学校、親御さんたちを信じていたところがありました。。本当の戦いはこれからでした・・。校長、教頭、担任、もう信じられないことばかりでした。そして、いじめの側にいた親が無いこと、無いこと、はっきりと名誉毀損に値することばかりを私の住む地域に無差別に広めていました。でもそれを知っていた私はこの約2年間、誰にも愚痴ることもせず、耐えました。噂を広めている彼女の悪口も誰にもいわず、耐えました。。話が前後してしまいますが、息子は極真空手を小さい頃から習っており、手を挙げていたらクラスの子たちを怪我させていたでしょう。
「おまえが手を出したら相手は死んでしまうかもしれないから、絶対手を出してはいけないよ」と言っていた私たちは正しかったのでしょうか・・。今日はもう終わりにしますね。。おもしろくない話ですよね、ごめんなさい。。でも戦いはまだ今でも続いているんです・・。首都大学の先生、美味しいお茶なら入れて差し上げる自信あります。笑 どうか、外の空気を吸わせてください・・この続きはもし聞いてくださる方がいらっしゃったらまたお話させてください・・・ 南大沢のマリアより
by 先生でいらっしゃいますか・・ (2005-12-13 01:21) 

寒北斗

横レスすみません。
>南大沢のマリアさん
『いじめ撃退マニュアル』(小寺やすこ著、情報センター出版局)という1994年出版の古い本ですが、非常に実践的で、実体験ならではの気迫のこもったアドバイスが並んでいます。ひょっとしたらお役に立つかもしれません。よかったら一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。
また、よろしければお話の続きを聞かせていただきたく。

「俺」さん、どうも勝手しました。m(__)m
by 寒北斗 (2005-12-13 05:46) 

なつみ

しがない公立小学校の一教員として・・・

そうですね。その時代の子が今社会人になっているんですね。
塾講師の件については、あまりにも短絡的な行動であ然としています。
今、学校では安全についてかなり神経質になっています。
防犯ブザーを持たせているし、必ず一人で帰らないように指導しています。
今のところ、うちの学校では集団登下校はしていませんが、いずれそうなるかもしれません。
親もかなり過敏になっていて、いちど、写真を撮られた子どもの親へは
学校が終わったら、終わりましたというメールを私の方で入れているくらいです。

地域の教育力を!とかいっているくせに、地域の人はいい人ばかりではない、と教えなければならないのもちょっと・・・・。

やっぱり大人の責任です。
子どもに手を出す犯罪は弱いものいじめにも通じるように思います。
善悪の判断が大人自身、できなくなっているのでは?
また、最近のアキバ系の萌え文化を容認しているのもおかしい。
ロリコン・変態が増える一方です。やめていただきたい。

子ども生意気になっているのも大人の責任です。
先生だろうが、「うざい」「あんた」「ばかじゃねーの」というように心無い言葉を
平気で言います。先生だから言ったらだめ、というのではなく、人として敬意をもって接するということが欠けています。だから友達にも平気で意地悪をする。
意地悪を意地悪とおもっていない部分もあります。
親がそれを黙認しているとも思うのです。
親の言葉遣い、態度が子どもでます。親の姿をみて、子どもは育っているのです。人の悪口を平気でいう親の子は平気で悪口を言います。
やってくれてあたりまえ、という感じも強く受けます。
教師はサービス業なのですが、学校にあれもこれも求めているように思います。評価の目が厳しいです。

親の過保護も大きく影響しています。
恵まれすぎなんですよね。最近の子は。

ちゃんと
by なつみ (2005-12-14 06:19) 

多摩在住の私大生

なつみさんへ
一言
萌え文化がロリコン、変態の増加に即繋がるとは思えないのですが?
その根拠は何でしょうか?もしやマスコミが流す情報を真に受けてらっしゃいませんか?充分に萌え文化を探求されてから変態が増える要因なり原因なり書かれては?
断片的な情報からすべてを判断されるのはどうでしょう?それとも何か萌え文化?に浸っている人たちが、何かなつみさんの勤められる学校のお子さんたちに危害でも加えられたのでしょうか?そうやって自分の理解できない文化に対して批判をし、アンダーグラウンドに押しやる事があなたの仰る変態を増やされるのでは?
俺さんのブログで記事に関係ないことにコメントをしてしまいましたが、どうしてもこの手の、自分にとって未開の文化?(果たして文化かどうかは置いといて)批判に正直飽き飽きしておりまして、一言書いた次第です。
長々と書いてしまい誠に申し訳ありません。
by 多摩在住の私大生 (2005-12-14 10:10) 

俺

こんばんは。皆さんコメントありがとうございます。
本当はもう少したまってからまとめて読んでお返事を書かせていただこうと思っていたのですが(というか今週は日曜まで激多忙なもので)、4名の方の語る言葉、どれも深く心に来るものがあったので、急ぎお返事させていただこうと思った次第です。

まず、
>「南大沢のマリア」さん
はじめまして。まずはじめに自己紹介をしておきますと、小生は21歳の都立大生です。「首都大にいらっしゃい」と言えるほどの権力を持っていないのが残念ですが、しかし「南大沢のマリア」さんのような人が職員としていらっしゃったら、少しはうちの腐敗した事務方も明るい光が差す事でしょうね。確か主と大職員の募集は首都大のホームページ上に先月掲載されていた記憶があります。もしかしたら今年度は応募を締め切ってしまったかもしれません…。

さて、コメント拝見しましたが、相変わらず80年代くらいから言われてきたいじめという問題がまったく解決に向かっていないこと、むしろエスカレートしていることが鮮明になっていますね。その渦中にてお子様が被害に遭われていること、痛切な念を抱きます。
これは、根本的な解決策を見出せていないこともありますが、それ以上に今の子がストレスを抱えているということ、成熟していること、勝ち組負け組と称され実力主義的な社会が構築される中で「お金」の多様な側面を見せ付けられていることなど、こうした社会要因もあるように思います。そうでなければ小学校1,2年の子が「日常のイライラやストレスを忘れるために、お笑い番組を見て思いっきり笑い飛ばしたい」なんぞ語らないでしょう。
お笑いブームの背景を洞察しなければなりません。明るいもの、笑えるものを求めているのはそれが不足しているから。対極に置かれているから、ということでしょうね。
そして、ご自身が体験なさっていることとなりくどいかもしれませんが、最近は問題を見て見ぬふりをする教師が増えましたね。一見すると(、というか、実際に)問題教師なのですが、書面上は問題を起こしてなく、実はうまく権力の強弱を見極めて駆け引きしていて、むしろ一人のいじめられっ子を助けようとしたばかりに多数のいじめっ子の親に睨まれて…なんてケースもあるようです。
ケースによってはいじめられっ子にも問題はありますが、しかしそれは他の部分の問題に比べたら微々たるもの。どうにか考えなければなりませんね。
どうぞこの問題、続きを書くことを望まれるのであれば拒みませんので、むしろ読んでみたいと思いますので、気が向いたらまた教えてください。
by (2005-12-14 20:35) 

俺

次に、
>寒北斗 さん
寒くなってきましたねぇ…
というのはさておき、なるほど、いじめ撃退マニュアルなんて本が出てるんですね。勉強になりました。
それにしても、凶悪犯相手であってもいじめっ子相手であっても、時に教師相手であっても、最終的には自己防衛していくしかないという結論に至っているのは、悲しい気もしますね。
そしてその一歩先の議論として、切り捨てたはずの「農村社会の紐帯」的なものを見直そうという動きが出てきるのは、純粋にいいことだとは思いますが、考え詰めると、複雑な思いを抱いてしまいます。
by (2005-12-14 20:41) 

俺

そして、
>なつみ先生
現場の声、ありがとうございます。なつみ先生はブログを読ませていただいていても問題意識を持ってらっしゃるなぁと感じていたので、この件ご意見いただくのを心待ちにしていました。
確かに、地域との連携をしなければならないのに、地域に住む人間が加害者になる事件が多発していますよね。つまるところ、大人がしっかりしなければいけないというのは同感です。
by (2005-12-14 22:34) 

俺

最後に、
>多摩在住の私大生 さん
いくつかコメントいただきありがとうございます。首都大の方はお返事もうしばらく待ちください…こちらにつき取り急ぎ述べさせていただきますと、
こうした萌え規制に関する問題は、なかなか難しいように思います。
以前2つの記事にして書きましたので小生の考えていることはそちらをごらんいただきたいと思いますが(余裕ができたら下にリンクを載せときます)、簡潔に述べますと、小生は個人的にはこの「萌え」という文化はクソ食らえと思ってまして、どんな手を尽くしてでもこの世から排除してほしいと思っています。個人的心情としてはなつみ先生と全く同意見で、この際規制は必要だと思っています。
しかし、現実問題でそれをやると問題が起きるというのも理解しています。それはアカ狩りに似た副作用を持っているからです。勿論こんなものに自由も権利もへったくれもないと思うのですが、百歩譲って信条の自由とか表現の自由とかが萌えにもあったとして、それはやはり犯してはならないでしょうし、もっと言うと、これが名目で関係ないものまで排除される恐れがあり、或いはこうした「国家権力が強制的に排除できる」というシステム、前例を作ってしまうことが後々違う部分で引用される危険性を孕んでいるからです。だから、結局のところ業界による自主規制に全面委任することしか解決策はないように思います。
しかし、それを踏まえた上で、実際に萌えを規制しろということではなくて、「『萌えを規制しろ』と声に出して言う事」の意味というものがあるように思います。
こうした意見を言う人が多数派を占めていき、風潮として社会に流布していけば、自ずと萌えのようなものは淘汰されるでしょうし、今のように表に出すぎることもなくなるでしょう。分別のついた大人が自分の家で、他の人に見えないように楽しめばいいわけで、それならば規制する必要はなくなるわけです。
しかし、今の世論としては、実際それを好きな人も嫌いな人もいるでしょうが、メディアが面白半分に取り上げすぎている部分があります。ゆえに、まだまだ経験が少なくあらゆるものを吸収していく(悪い言い方をすればまだ分別のつかない)幼稚園生、小学生、中学生あたりにまでこうした「萌え」的なものが認知され、嫌でもテレビをつけていれば目に飛び込んでくるという環境は放っておいてならないように思います。
萌えが性犯罪に結びつくというのは勿論短絡的な見方でしょう。しかし、必ずしも関係性がゼロと言えるでしょうか。或いは、そうした性犯罪云々以前に、理屈で説明できることではない、「これはまだ子どもには見せてはいけない」ものがあるのではないかと思います。そういうものをこの国は捨てすぎてきた、自由になりすぎたように思うのです。
実際、それを規制するのは不可能に等しいと思います。例えば小生のこのブログは是非青少年にも読んでほしい事を書いてますし、実際先日小学生の子と思われる方からコメントもいただきました。しかし、このブログで「萌え」とか「男女間の欲望における…」なんて記事を書いていると、単語で引っかかってガードがかかるおそれもあるのです。
ゆえにそういったガードは功を奏していないのが現状ですが、しかし、例えば保健の授業にかかわる課題作成で調べ物をしたら怪しいサイトが続々出てきた…なんて現状を放っておいていいのでしょうか。
これを改善するのは、上からの圧力ではないと思います。こうしたものは変だ、気持ち悪い、やめてくれ、等々、まともな感性を持った良識ある大人たちが地道に訴え続けるしかないのです。しかし、その声が大きくなれば、風潮として世の中に蔓延し、業界も無視できなくなるでしょう。そうすれば自主規制という方向につながるでしょうし、くだらない作品は自ずと淘汰されていくのです。
だから、小生は「萌えが性犯罪につながるから規制すべきというのは短絡的で浅薄な発想だ」という意見も、「それでもなお、自分の嫌なものは嫌だと訴える」ということも、両方とも同感です。多摩の私大生さんもなつみさんもともに筋が通っていると思うのです。何はともあれ、犯罪がなくなってくれるに越したことはないのですが…。
by (2005-12-14 22:52) 

俺

うわ…ざっと読み返したら変換間違いが幾つかあるようで、すみません。なかなか目が集中できないもので…

多摩の私大生さん、なつみ先生、その他興味をもたれた方へ。
小生がかつて「有害図書規制云々」につき述べた記事は下記2点です。

「八つ当たり論」
http://blog.so-net.ne.jp/metro/2005-07-25

「男女間の欲望における諸問題」
http://blog.so-net.ne.jp/metro/2005-05-16

両方でワンセットのようなものです。お時間のある際、是非ご高覧いただければ幸いです。
by (2005-12-14 22:56) 

多摩在住の私大生

多分ですが、俺さんが認識される萌え文化と、私の認識する萌え文化の違いでしょうね。
僕が調べた限り、萌え文化に浸っている人たちは、現実の女性にまったく興味の無い人たちです。二次元に自分の理想の女性を作り(脳内彼女と言う奴ですね)一人満足する。彼らの頭の中の彼女は僕たちが考える以上に純情で、脳内彼女であろうが、それは性の対象には当てはまらない。現実の女性との性交渉なぞ不潔極まりないと考える人たちが多いようです。
俺さんは恐らく現実の女性に酷い仕打ちや無視された経験はありますか?彼らの体験談を見聞きすると、殆ど言っていいほど女性に何らかのコンプレックスを抱いている人が多いのです。メイドカフェで「萌え」と言ってる奴らはどうなんだ?と言われたら、、彼らは私の中では萌え文化に浸っている人間ではないと思っています。仮にメイドカフェが萌えに当たるとしましても、現実にあるキャバクラ等よりは至極全うだと思います。
あと俺さんのコメントで一つ気になった表現を

>しかし、必ずしも関係性がゼロと言えるでしょうか
これはどんなことにも当てはまることですし、使うことで俺さんの主張が弱まる恐れがあると思います。はっきり言えば議論の中でそれは使ってはいけない表現だと思います。卒論でそれを使い怒られた経験のあるものですから、間違いありませんよ。

最後に萌え文化については
http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2005/03/post_5.html
こちらの竹熊さんが言及されています。過去記事にあるので暇なときにご覧になられては。
あとは本田透さんが書かれた「電波男」が萌え文化に対する考察としては秀逸だと思います。
長々とコメント欄を汚してしまい、申し訳ありません。
by 多摩在住の私大生 (2005-12-15 00:51) 

なつみ

多摩在住の私大生さんへ
僕が調べた限り、萌え文化に浸っている人たちは、現実の女性にまったく興味の無い人たちです。二次元に自分の理想の女性を作り(脳内彼女と言う奴ですね)一人満足する。彼らの頭の中の彼女は僕たちが考える以上に純情で、脳内彼女であろうが、それは性の対象には当てはまらない。現実の女性との性交渉なぞ不潔極まりないと考える人たちが多いようです。

こういう方がいらっしゃるのも知っています。
やっぱり健全ではないと思うのです。考えが屈折していますよね。
こういう言い方は失礼だと十分承知で書くのですが、子どもが健全に
成長するにあたって、このような刺激はできたら排除したいものです。
大人を見て、子どもは育つのですよ。
なんでもよし、とする風潮が大きすぎます。倫理観の問題です。
大人は子どもを見る目が変わりますよ。
雑誌などで、体操服姿のグラビアがありますよね。ああいうのを見ていると
子どもも性的な対象としてみてしまうのではないかという危惧があります。
今の子どもは発育も早いので・・・。
これだけマスコミで幅広く取り上げられたのだから、私大生さんが指摘したような人だけではないはずです。

とにかく、子どもを育てるのには、やはり健全さが必要です。
大人のエゴや欲望がむき出しになっている昨今に危機感を持っています。

子どもは大人を見て育つのです。
子どもを育てる社会としての視点で、そこのところをもう一度、お考えください。
by なつみ (2005-12-15 06:47) 

多摩在住の私大生

健全?考え方が屈折?
すいません、何を根拠にそう言われるのでしょうか?
少なくとも脳内で妄想している彼らが屈折しているとは思えません。
すいませんが、なつみさんはロリコンの定義と萌えを同類として捉えられていませんか?
>体操服姿のグラビアがありますよね。ああいうのを見ていると子どもも性的な対象
すいませんがそれは萌えでしょうか?制服姿に興奮する男性なんて昔からいたと思いますし、イメクラやAVでも古くから存在していると思うのですが?
仮にその体操服のグラビアを禁止にしたとして、それに対する欲望はどこに向かうとお考えですか?僕はそちらのほうが事件を増やすと思います。

何度も言いますが萌えが現実の対象に向けられることは極稀だと思われます。内面世界のことまで他人に批判される必要はあるのでしょうか?
なつみさんが仰るマスコミが取り上げた点なんて、ほんの一部どころか彼らを面白おかしく取り上げて嘲笑の対象にしかしていないと思うのですが?
なつみさんが仰る考え方が屈折しているという表現には正直腹が立ちました。
そう仰るにはそれなりの根拠があるのですよね?
萌え文化を生み出した原因はそういった言われもない批判や、女性目線からの蔑視も原因の一つだと思われます。はっきり言ってしまえばなつみさんのような「萌える人たち」を傍目から見て批判している人たちがさらに深みを追い込んでいます。
あと子供を育てる目線とか書かれていますが、萌えにはまっている人たちは中高生が現実での女性体験からはまる人たちも多いのです。そんなに萌えにはまる子供(大人も含めて)が嫌なら、少しは彼らの考え方を理解してあげることも重要かと思われます。
感情の赴くままに書いたので所々おかしな点があると思いますがご容赦ください。
by 多摩在住の私大生 (2005-12-15 12:31) 

俺

とりあえず議論が脱線しているのでこの話はこれくらいにしときましょう。
聞きたいのは萌えがどうこうではなく、現代社会における諸問題を教育的観点からどう捉えるか、というあたりでしたので、その部分に関しての議論なら構わないのですが…

「萌えを理解できない、生理的に受け付けない」という人に「君の萌えに対する理解は間違ってる。きちんと勉強しろ」というのは傲慢な主張だと思いますし、「本当は萌えというのはこういうことじゃないのに、世の中・マスコミは間違えてる」と思う人に「健全じゃない、屈折してる」と突き放すのも違うと思いますし、要は自分と異なる見解を理解しようという努力を不断にしていかなければならないのだと思います。相手を理解すること、異を受け入れようとすること、相手が変なやつだとして、なんでそんなへんな考え方をするに至ったかを分かろうとすること、こうしたことは一見村八分の旧式な世界の産物のようで、実は個人主義、いや、個別主義のはしり的な現代だからこそ顕著に現れる問題なのかもしれません。コミュニケーション不全というやつですね。
by (2005-12-15 22:57) 

なつみ

俺さんの言うとおり、コミニュケーションの不全ですね。^^;)

なんだか私の発言で怒らせてしまったようですね。
私は別にけんかをしようとは思っていません。不愉快にさせてしまったのなら
あやまります。すみません。
私は、萌え文化についてもマスコミで取り上げられていることくらいしか
分からないし、深い見識などありません。

私は教育現場にいる人間です。毎日子ども達と接しています。
子どもたちはマスコミの影響を多分に受けます。レイザーラモンのように、腰をふる小学生が増えています。見ていてあまり気持ちのよいものではありません。子ども達は耳度島になっています。性についても早熟です。

私が言いたいのは、原理原則のところで、子どもにとって手本となる存在で
あることが今足りない、ということなのです。
原理原則とは、やさしさ、勤勉、誠実、思いやり、といったようなものです。
大人の欲望をむき出しにするということが、かならずしも良いことではないと、
思っています。大人に振り回されている子どもが本当に多いと感じます。
by なつみ (2005-12-15 23:34) 

俺

まぁ本音を言うとなつみ先生の心境に近しいものを小生も
持っているのですが、それを抜きにちょっとグラスに氷を落としてみました。

つまり、何か(あるいは自分)を知ってもらおうとした時に、
相手が誤解していたとして、「それは誤解だ、きちんと勉強しろ」
というのは、これは正論なのですが、しかしだめなのです。
相手に誤解を与えてしまうのもその者(その人)の特性。
誤解されてしまうような、きちんと勉強する気を起こさせないような
性質を自分で改善できないものは、そういうレッテルを貼られてしまっても
仕方がないのです。

さて、「子どもにとって手本となる存在」、この欠乏が戦後の日本人が失った最大のものだったのかもしれません。それに気づけていない人は未だに「自由が尊い」だの何だの言ってますし、それに気づいている人でも「だから、もう一度愛国教育をしよう」「日の丸・君が代を…」と、そっちにしかいけないのが現状。この問題に最も近い所で直面している学校の先生という立場に就かれている方の苦悩を察し、心からご尊敬申し上げる次第です。
by (2005-12-18 01:11) 

nurumayubiyori

学生時代、犯罪心理学の事例研究をしておりました。
ことに児童への衝動的犯罪は「根」が深く、
再犯の抑止・根絶が難しい問題とも感じております。
みなさまのご意見、興味深く拝見し、とても勉強になりました。
ありがとうございます。
by nurumayubiyori (2005-12-29 15:47) 

nurumayubiyori

その2
ナイス、とりあげていただきありがとうございました。
いつも「過去記事荒らし」でごめんなさい(> <)
俺さんの記事は、時間をかけてゆっくり拝読したいと思っておりますので
また折を見て伺います。
by nurumayubiyori (2005-12-29 15:49) 

俺

確かに、「衝動的犯罪」なのかもしれませんね。

是非ゆっくりじっくり読んでいただけたら嬉しいです。いつでも構いませんので、お待ちしてます!
by (2006-01-04 01:03) 

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