勝手はいけない

「買ってはいけない」なんてタイトルの本が一時期はやりましたねぇ…
なんてイントロを考えつつ、タイトルを打ったら誤変換。ま、これはこれで
また意味があるので、そのまま話を進めていきます。

ま、ようは批評のお話をさせていただきたいのですが、
今流行ってるものを斬りたい衝動に駆られてしまったので…
防災地図。このご時勢、売れてるみたいですねぇ。
しかし、小生に言わせれば、あんなもん、なくてもどうにかなります。
で、昭文社のはまだサイズとしても内容的にもいいけど、
↓これは絶対買ってはいけない。

←敢えてリンクは載せませんのであしからず。
うちの大学の都市研の権威が出してるらしいけど、これはもう最悪。
ただ単に緊急避難所が地図上に緑色で示されてるだけ。
こんなもの、わざわざ大枚をはたいて購入してはいけません。
この程度の情報、その辺の道路にいくらでも看板が出てます。
それ以前に、自分の住んでる地域の緊急避難所くらい覚えてないで生き延びる
ことは難しいだろうし、知らないところに行ったとして、こんな地図広げてる暇があったら
環境に順応することの方がよっぽど大切です。
それにこの地図、サイズが持ち運びに不向きだし、避難所以外の情報が全然入ってないし、
見にくくて普段使えないし、ほんと何のためにこんなもの作ったのか理解不能。
元々我が大学の都市研の講義とか非開放性には疑問を持っていたけど、
ま、こんな流行に乗っかって金儲けしようかなっていう魂胆が見え見えの地図を出してる
時点で、お里が知れますわな。
と、身内批判。関係者の方いたらごめんなさい。

どうしても不安で防災用地図を買いたい人には、昭文社の帰宅支援マップをオススメします。
以上、半絶対方向感覚を持っている小生が断言するのですから、到底的外れってことは
ないと思いますよ。

さて、そんな小生が最近読んだ本。
薄々感づいていらっしゃる方もいるかと思いますが、この夏、小生の目標は見事
砕け散りまして、書評記事が全然書けてません。だって、読んでも読んでも進まないんだもの。
最近本を読むスピードが落ち、同時に集中力が持続しなくなりました。
で、電車の中で本を読んでると、５分後にはやってくるのさ、あいつが。
そう、憎き宿敵、睡魔君。ま、見事に睡魔君の誘惑に全戦全敗中ですが。

で、本題に戻って、最近読んだ本。ついでに最近買ったＣＤも。

BLUE PERIOD ~A side集

• アーティスト: 山崎まさよし, 山崎将義, 中村キタロー, 森俊之, 萩原健太
• 出版社/メーカー: ユニバーサルJ
• 発売日: 2005/09/21
• メディア: CD

→まさやん、いいっすねぇ。でもこのアルバム、何故か物足りない感があるのは私だけか。
こんなもんだっけ。

ケツノポリス4

• アーティスト: ケツメイシ
• 出版社/メーカー: トイズファクトリー
• 発売日: 2005/06/29
• メディア: CD

→今さら、ケツメイシ。
鈴木えみにはもう騙されません。

アイ ラブ ユー

• アーティスト: Mr.Children, Kazutoshi Sakurai, Takeshi Kobayashi
• 出版社/メーカー: トイズファクトリー
• 発売日: 2005/09/21
• メディア: CD

→ジャケットのトマトは好きではありませんが、そんなことはもはやどうでもいいことであって、
肝腎なのは中身よ、中身。

II

• アーティスト: THE BAND HAS NO NAME
• 出版社/メーカー: ソニーミュージックエンタテインメント
• 発売日: 2005/07/20
• メディア: CD

→最近買ったCDじゃないけど、懲りずに紹介。
最近はAll Through The Night中毒。麻薬のように頭から離れません。
これの影響で、本格的にスパゴーに手を出そうかどうか、迷ってます。
あ、もちろん、Mistakeもいいんですが。民生が作った曲にハズレなし。

魁!!クロマティ高校 (13)

• 作者: 野中 英次
• 出版社/メーカー: 講談社
• 発売日: 2005/06/17
• メディア: コミック

→相変わらずゴリラですな。

魁!!クロマティ高校 (14)

• 作者: 野中 英次
• 出版社/メーカー: 講談社
• 発売日: 2005/08/17
• メディア: コミック

→映画、どうだったんだろ。身の回りに見た人がいないので感想を聞けない…

数学の要らない因子分析入門

• 作者: 三土 修平
• 出版社/メーカー: 日本評論社
• 発売日: 2001/01
• メディア: 単行本

→これは７月の終わり頃、都市地理学のレポートのためにチラッと読んで、
その後本腰を入れて読みましたが…
全て理解するにはもう５回読み返す必要がありそう。ま、でも文系にとっては
因子分析の入門書としてなかなかいい本でした。
そして、多分最終章がこの作者の本当に書きたかったことだろうし、文系にとっては
最終章が唯一気を張らずに読み進むことのできる部分でした。

散歩の達人 10月号 [雑誌]

• 作者:
• 出版社/メーカー: 交通新聞社
• 発売日: 2005/09/21
• メディア: －

→つーか雑誌じゃん。

大都市の共同生活―マンション・団地の社会学

• 作者:
• 出版社/メーカー: 東京都立大学出版会
• 発売日: 2001/10
• メディア: 単行本

→これこれ。これのせいで今、他の本が全然読めてません。
一昔前の団地論、新コミュニティ論で、資料としては一読の価値。
それにしても、サクサク読めない…１ヶ月前から読み始めて、やっと５章の終盤。

どうしよ。前期の終わりに教授本人からその人の最新著作を２割引で買って、
ということは必ずや後期最初に顔を合わせたときに感想を聞かれるであろうに、
その本はまだ１頁も読んでない…まずいなぁ。

コメント 5

こんばんは。
実は俺さんと持ち物がかなりカブってます…！(ＣＤと漫画だけですけど…)
ちょっとびっくりしました…。
あ、ＣＤは山崎まさよし以外だったら全部持ってますよー。
バンハズ、私も好きです☆
スパゴーもちょっと聴きましたけど骨太な感じでイイですね…、迷わず聴くべきです！
あと、「クロ高」の映画は、結局観ずじまいでした……。
キャストが面白そうだからDVD出たら観ようかなあ
by (2005-09-27 22:05) 

私も、俺さんとカブってるものあります・・・。
まさやん、バンハズ、いいですよねー。

俺さんの専門は、もしかして社会学なんでしょうか？！
俺さんの物事を語る視点がなんとなく社会学的なものを感じたのですが｡
ちなみに私は､自分の盾と矛として社会学を勉強して、就職したところが、精神科関係で、自分の人生トラウマだらけに気づいちゃった、というところにいます。(苦笑)
by (2005-09-27 23:21) 

コメントありがとうございます。
おそらく、民生好きということで嗜好の傾向が似てくるのではないでしょうかね。

＞paserin　さん
やはりスパゴーは迷わず聴くべきですか。近々手を出してみようと思います。
で、クロ高の映画、どうなんでしょうね。キャストはかなり濃い面々でしたが、監督が地獄甲子園、逆境ナイン系（系っつーかそれらの監督）らしいので、少林サッカー的なガッカリがないかと不安で…

＞undopswxxxfuzuki　さん
社会学的ですか。どうなんでしょうね。それに近い所にいる気はしますが、かの有名な宮台センセイとか、ジェンダーとか、そうした分野にはあまり興味がなかったりします。都市問題に引っかかる複数の学部で色んな授業を取ってるという感じです。
by 俺 (2005-09-28 12:40) 

誰も教えてくれなかった因子分析―数式が絶対に出てこない因子分析入門
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4762822515/qid%3D1129387447/250-9427332-7983417

お薦めします。人文の図書室にあります。
by 同大学院　工学研究科所属 (2005-10-15 23:46) 

情報ありがとうございます。
実は、レポートを書くとき、参考文献にあげられている中にこの本も入っており、真っ先にこの本を手に取ろうと決意していたのです。そして、端末で調べて人文図書室にあることまで分かり実際借りに行ったのですが…
「どこかのゼミでずっと貸し出し中みたいですね」の一言でした。無念…
by 俺 (2005-10-16 00:51)