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西湘レンジャーで見事、迷子に [紀行]

前回のふらり一人旅、実は続きがあるのです。
ただ、青少年の儚き夢を壊してしまう結果になるのではと思い、少々気が引けるのですが…
でも、事実ですので、あるお馬鹿な20歳男の一人旅の顛末を、正直に書くことにします。
早川はあれはあれで完結してるので、むしろここからスタートという感じでお付き合いいただけたら幸いです。
ま、能書きはこのくらいで、本記へ入ります。

昼過ぎ、小田原に到着。

駅前はこんな感じ。

割と開けてます。

そして、西に臨むは小田原城。徒歩圏内だったので、行ってみました。


こんな感じです。

ここまで来て、5年前に城内を見学したことがあったことを思い出す。
なんだ、覚えてるじゃん。この象の臭さ。

というわけで、お城の下の、庭園へ。


やはり青空がきれい。夏の終わりの水曜日。


お堀の水面(みなも)も青々としています。


城下町の、商店街。

そして、ここからが悲劇の始まり…

せっかく小田原に来て、しかもお城もこれといった発見もなくて、
お土産の蒲鉾も買い忘れたまま駅に来ちゃって、
それならいっそここからどこかへ行ってやれ、と。

小生が大得意とする、「地図も持たず、行き先も決めず、気ままに、風の吹くままに」
の旅を決行することに。

いや、元々早川に行こうと思い立ったのさえも既に勢い95%で、その後時間が余ったら
どうしようなんてこれっぽっちも考えずにここまで来てしまったわけです。

普段も23区内でよくやってるんですよ。
とにかく、行き先も目的も何も決めずに、生まれ持っての絶対方向感覚と
多少不安なメンタルマップに全てを委ね、とにかく、来たものに乗る。
で、景色を見て、よさげなところだったら、降りる。何もなければ、終点に。
で、終点でうろうろして、たまたまバス停を見つけたら、そこでバスを待って、
幾つか行き先があるんだけれども、一番早く来たバスに乗って、次へ……
そんなことを、無謀にもここ西湘で決行してしまったわけです。

候補は幾つかある。東海道線で静岡へ行くもよし、来る時車窓から眺めた
国府津や茅ヶ崎へ足を運ぶもよし、或いは小田急もある。
いやしかし……
ここは、おそらく我が人生で今後二度と乗ることがないであろう、伊豆急なんて
ものに身を委ねてみよう、と。
(後日談:伊豆急じゃなくて伊豆箱根鉄道でした。失礼。ま、どっちでもいいんですが)

これが失敗だった。
大雄山行き?よぉわからん。とりあえず、乗ってしまえ。んで、どこか適当なところで
降りて、バスに乗り換えて、どこかJRの駅に出て、そこから東京に帰ろう、と。
そう思って、青い電車へ乗った。

それが不幸の始まりであった…

後半へ続く!!


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コメント 4

えいこう

こんばんは。
私も昔、これに近い行き当たりばったりをした事があります。そんなに遠くまでは行きませんでしたが。
後半が楽しみだ。こういう引っ張り方もまた、好きです(笑)。
by えいこう (2005-09-26 01:02) 

俺

行き当たりばったり、楽しかったことは楽しかったですが、
まぁでもここには二度と来ないだろうなぁと思いつつ、カメラに
風景をおさめていました。
by (2005-09-26 01:24) 

Runa

ひとりで旅をすることもなく 行き当たりばったりなんて
もっとない 私には 楽しい冒険みたいに 見えちゃう!
by Runa (2005-09-26 11:51) 

俺

そうですね、確かに後半は冒険のような旅でした。よくテレビでもタレントさんがサイコロふって旅をしたり、ダーツで行き先を決めたり、通行人に「どこ行くんですか」と尋ねてついていったり…こういう偶発的な何が起こるかわからない旅というものも、はとバスツアーに出かけるのとは180度異なる楽しみがあったりします。疲れますが…
by (2005-09-27 01:34) 

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