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Musical Batonにつき思うところ(と、昨日の回答の詳しい解説) [音楽]

早速昨日の詳細とミュージカルバトンにつき思うところを述べたい。

質問1.
正確には「sample」が入っているのだろうが、使っていないしその存在を確認していないということでゼロとさせていただく。
何故ゼロか。それは至ってシンプル。必要性を感じないから。
PCに音楽を取り込むということはかつて4~5回ほど挑戦してみたが、いずれも失敗に終わった。指示通りにやって、失敗だ。今さら覚えるのも面倒なので、ipodにもフラッシュなんとかにも惑わされることなく、MDウォークマンを使い続けている。

残念ながら小生は、パソコンで音楽をダウンロードしたり編集したり…ということに、何ら目覚しさも進歩も感じないのである。
カセットテープからCD・MDへの進化は画期的だったと思う。何故なら、それまでは巻き戻し・早送りをしないと聞きたい部分にたどり着けず、その作業は面倒極まりなかった。そして、何度も何度も聞くことにより、音の劣化が生じる。
しかしMDは音の劣化を激減させ、その上3曲目・4曲目に一発で飛ぶことが出来る。さらに、ボタン一つで入っている曲を消すことが出来る。
これ以降の媒体は所詮サイズを小さくしたとか容量を増やしたという程度だ。専門に利用する人にとっては編集技術などありがたいものもあるだろうが、一般人にとってはそんなことより正確にダウンロードできることの方が重要だ。それができないうちから大々的に「次世代」だの「画期的」だの謳っているのには違和感を感じる。

ついでに言っておくと、フロッピーディスクは目覚しい進歩だと思うが、それ以降のCD-Rとかフラッシュメモリーには全く目覚しさを感じない。
確かに容量はデカくなりサイズも小さくなっているのだが、いずれも不具合を起こす。
CD-Rは一回きりしか書き込めない…なんてくだらない性質を有するものがあるし、小生のPCは何故か受け付けない。そしてフラッシュメモリーは、人が使ってるのを見てカッコイイと思い購入してみたが、何故かこれを使うとパソコンが突然ダウンしたり、異常事態が起きる。どうも一部のPCはフラッシュメモリーと相性が悪いようだ。
それに、フラッシュメモリーは逆に小さすぎて紛失しやすい。やはりフロッピーくらいのサイズが丁度持ちやすいし、確実だし、ワープロ時代から使っていて親しみがあるから、今のPCには付属のFDリーダーをつなげてまでしてフロッピーを使用している。

今回のso-netブログのあまりにもお粗末なメンテナンス嵐についても全く同様のことを申し上げたいが、「ちゃんと試験をして着実に品質が保たれる状態にして初めて世間に出して来い」と言いたい。中途半端にエラーが起きたり起きなかったりするかもしれない状態で、世間様に顔向けするなということだ。どれだけ日夜苦労しているのかは知らないし無料で使用させていただいている身だから大それたことは言えないが、しかし、中途半端にするくらいならまだ出さないで水面下で調整をして完璧にしてから初めて披露してほしいものだ。フラッシュメモリーにしろCD-Rにしろ、ちゃんとFD並みの品質を維持できないようならば、偉そうに店頭に出さないでいただきたい。
(いや、使わせていただいている分際でこんな事言う資格がないのは承知です。ですが…あまりにもメンテ長かったので、ちょっと言わせていただきました。)

質問2.
そういうわけで小生はMDウォークマンを長らく愛用しているわけだが、たまたま入っていたのがスネオヘアーだったわけで、基本的に日替わりだ。
何度も何度も聞いているうちに飽きてくるアーティストが幾つかあり、そういったMDは引き出しの奥の方で眠っているが、ユニコーンは未だもってローテーションの一角に君臨し続けている。これは自分でも驚くくらい、飽きが来ない。やはり、ユニコーンは凄い。

質問3.
最後に買ったCDはこの「スコットジョプリン」かウルフルズの「9」のどっちかで、どっちが最近か覚えていないのだが、紹介のし甲斐がある方ということで、スコットジョプリンを選ばせていただいた。

きっとスコットジョプリンと聞いても何者なのか即答できる方は少ないと思う。でも、
「SUZUKIのラパンのCMソング」と言えばご存知の方は多いのではないだろうか。
というか、曲自体を聴いていただければ一発なのだが……

これは、ピアノ演奏曲が十数曲入ったアルバムである。有名な「エンターテイナー」も収録されているが、小生が衝動買いした理由は、ラパンのCMが大好きだったから。
あのアーティスト誰だ??絶対着メロにしたい!!そう思いつつ数ヶ月探していて、やっとたどり着いたのである。
曲名は、「パイナップル・ラグ」。軽快な曲だ。あのCMの映像ともぴったり合っている。これが収録されているので、amazonで探して、生まれて初めてネットショッピング。
そんな経緯があって今まさにこの文を書きながらバックミュージックで鳴らしているが、ピアノのタッチが軽やかで、名演奏者だなぁと思う。不勉強でどんな方かは存じ上げない。パイナップルラグの作曲者なのか、ただ演奏しているだけなのかも知らない。
そんなド素人で申し訳ないが、ただピアノを十年近く習っていた身としては、非常に親しみを持てる一枚である。
もう一回画像リンクを載せとこうかな。
Scott Joplin: The Entertainer



質問4.
これは5曲に絞るのが難しかった。
そして、特に思い入れのある曲は既にレビューを書いていたりするので、その中から厳選して2つを、その他3曲を選んだ。
★ムーンライダーズのSweet Bitter Candyは、どの曲よりも好きだ。落とす理由が見当たらないので、選択した。
★奥田民生の人の息子は、高3の夏、受験勉強をサボって足を運んだロッキンジャパン2002だったが、ライブで聴いて、シビれた。多分今まで経験したことのない、見聞きしたことのない、かっこよさをそこに見出したのだと思う。興奮のあまり、これ以上きょうは頭の中に記憶を増やしたくないと、この感動を薄めたくないと、その後のアーティストを無視してとっとと帰路に就いた。帰りのひたち特急の車内で食べた水戸黄門弁当も、何が入っていたか全く覚えていない。
★ジョンレノンのStarting Overは、訳が間違っていなければ「再出発」「仕切りなおし」的な意味で、それだけで非常に好きな一曲である。
確か数年前に缶コーヒーのCMに使われていたと思うが、これは本当に不朽の名作だと思う。
英語力が中3どまりで、洋楽はビートルズしか聴いたことのない小生にとって、数少ない洋モノの名曲である。
★またしても奥田民生だが、海へと。これは、元々PUFFYに提供した曲なのだが、やはり民生が歌った方が良さが倍増する。文句なしに好きな一曲である。「LIVE SONGS OF THE YEARS」というベスト的アルバムに入っているので、是非とも聴いていただきたい。
★最後は、猿岩石。何故これが入っているのかというと、小生が初めて買ったCDだから。それだけの理由である。
猿岩石、好きじゃなかったけど、藤井フミヤも「フミヤート??プッ…」と失笑してしまうが、でもこの曲は当時好きだったので、小遣いをはたいて買った記憶がある。

本当はミスチルも入れたかったのだけど、一曲に絞れなくて、結果選考から漏れた。「好きなアーティストベスト5」という選び方をしたら、きっと入っていたかと思う。

質問5.
これは、どなたかがやってらっしゃるのを真似たのでオリジナルではない。
あくまで止めるわけではなく、「やりたい方がいたら是非引き継いでくれ」という書き方にしておいた。でも実質バトンを止めてしまっているわけだが…

ミュージカルバトンについては賛否両論、様々な意見を見かけるが、小生の率直な第一印象としては、この一言に尽きる。「不快に思わない『チェーン』って、初めてだなぁ」と。

いつの世も巷では「不幸の手紙」だとか「棒の手紙」だとか「チェーンメール」とか、強制的かつネズミ溝式伝言ゲームが流布している。昔からこういうのは不快に思うし自分が真っ先に止める性質(たち)なので、基本認めたくないところがあるが、しかしこのミュージカルバトンという運動に関しては、人の音楽趣味を知れるし、自分も改めて考えるのは大変だけど楽しいし、音楽の話題を語り合って嫌な思いをする人というのはきっと世の中に殆んどいないんじゃないかなぁと思う。だから、これを始めた人はなかなか面白いヤツだと思うし、自分もバトンが回ってこないかなぁと実は密かに思っていた。
それでも回さない理由としては、やはりそうは言っても違和感を感じる人はいるだろうし、とりわけこのブログ上の関係は限りなくバーチャルに近いものだ。どこからどういう基準をもって親しくなったのかは不明瞭だし、相手の都合もある。そういうわけで、やはりこちらからお願いではなく、相手に是非とも自発的に引き継いでもらいたいと思う。だから、本意としては止めたくないのだが、こういう止めてしまうような結果になったわけだ。いや、今からでも「やりたい」という方がいたら引き継いでいただきたく思っているのである。

ところで、不幸の手紙とか棒の手紙とかはどうして回すのだろうと真剣に考えたことがある。楽しいものでもないしそんなわけのわからない企画に真摯に対応することもないだろうと子どもながら考えていた。幼いながらに何か得体の知れない自分の生活を脅かすものに恐怖したのだろうか。
今の子は「そんな手紙よりロリコン中年の方がよっぽど怖いや」と冷めた目で語るだろうか。
さすがに高校生にもなって「鉄腕ダッシュで長瀬チームと国分チームで競ってます!」とメールをよこしたヤツには開いた口が塞がらなかったが…

それとも、つながっていないと寂しいという気持ちが働くのだろうか。「友達の友達は皆友達」じゃないけど、こういうのっていつの世も不滅だなぁと思う。
一昔前には、「ワン切り」というものが犯罪としてではなく若者文化として流行ったことがある。
これといって用事はないのだが、学校で昼間顔を合わせている高校生同士が夜、友人のケータイにワン切りをする。相手は、それに返事を返すようにワン切りをしてあげる。何かメッセージをやりとりするわけでも何かの合図でもないのだが、こういう事をする、というのが一時期流行した。丁度小生が高校1年生の頃だったかと思う。
あと最近はmixiなるものが人気だが、これもそういう観念が根本にあるのだろうか。
悪く言うつもりはない。否定するわけじゃないが、「つながっていたい」という気持ちの不変性を横目で見つつ、「ふーん、一人って寂しいのかなぁ」と思ってしまうのである。


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コメント 1

えいこう

こんばんは
メンテナンスやその後の不具合もあったせいか、Musical Batonに関する意見は、私の方が先になってしまったようです。
いずれそうするつもりでしたので、トラックバックさせて頂きます。
by えいこう (2005-07-06 23:43) 

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