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首都大… [主張-その他]

今週から大学の授業が開始したわけだが、今年は今までに経験したことのない大学生活となるであろう。いよいよ前代未聞の「2つの大学が併設」された状態での新年度がスタートしたのだ。
つまりは、首都大生と都立大生という全く赤の他校の人々が一緒の校舎で一緒の先生の一緒の授業を取り、同じ場所で飯を食い、同じ図書館を使い…うーん、なんとも説明がしづらい。
別に違和感はそんなにないと思っていた。しかしいざ始まってみると細かな部分で色々と相違があるようだ。
例えば小生が履修を予定している火曜2限の渡邊先生の講義は、都立大生にとっては「アジア・アフリカ文化論」の講義であり、首都大生にとっては「アジア・アフリカ社会論」の講義なのだ。
同じ教室で、同じ講師の、同じ話を聞いて同じ試験を受けるのに。「なんだ、名前が違うだけじゃん。」否、それだけならまだ良い。本講義は、都立大生にとっては人文学部社会学科の専門科目だ。さらには、基礎の講義ではなく一歩踏み込んだ「3,4年生が履修すべき講義(講師曰く)」なのであり、完全に少人数の学生の為の講義だ。しかしながら、教室にはあふれんばかりの学生達が…その大半は首都大生。なんと、首都大生にとっては「都市教養学部」の「1年生でとるべき基礎の基礎の科目」としてこのアジアアフリカ社会論が位置づけられているのである。つまりは、社会人類学に興味・関心のない学生も履修することが半ば義務付けられている科目なのである。
一方では専門。一方では基礎。講師は一体どっちに照準を置いて話をすれば良いのか。あまり踏み込みすぎると基礎じゃなくなるし、しかし基礎の人たちベースに話を進めると都立大生には物足りないし…
こんないい加減なカリキュラムがまかり通っているのが我が大学の現状だ。夜間の講義は減る一方だし。昼間自由に時間を使って夜みっちり授業を取ろうという計画が全て白紙に戻さざるを得なくなっている。昼間働いている人にとっては卒業すら危うい現況である。
そして、もうひとつ心配事が…それは次回に。


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