年賀状

なんだかしらんが、忙しすぎるからこそ意地でも毎日何か書いてやろうという気になった。
いつまで続くか分からんが、とりあえず今日からしばらく挑戦してみる。

どっちみち毎晩原稿校正の仕事があってパソコンは開かなくちゃならないので、
そのついででやれなくもない。

怖いのは視力の低下と睡眠不足…まぁいいか。

以下、本記。

今日、高校の先生から年賀状が届いていた。
小生が卒業した年に定年を迎え、今は別の都立高で嘱託として教鞭を
とっていらっしゃるのだが、高校時代から親しくさせていただいていて、
お住まいの近くにある森と京都議定書とを絡めて書かれた著作をいただいたこともある。

一度お会いする約束をしたものの両者多忙につき破談、その後は年に一度、
年賀状だけのやり取りが続いている。

それにしても年賀状のやり取りというのは面白い。
特にストップする理由もないので向こうがやめない限りずっと毎年出し続けているのだが、
小学校の時の担任や、自分が小一の時に「上級生のお兄さん」として（そういう交流
制度的な行事があった）面倒を見てくれた当時小六の先輩など、未だにずっと
続いている。

人間関係、断つのはた易いがつながり続けるのは難しい。
一昨年トップに立っていたイベント屋の連中は、いまや誰とも交友がなくなってしまった。
同朋は半ば喧嘩別れなので、特にアクションはしなかった。言うまでもなく向こうからも
何もなし。
そうそう、今年は思い切って年賀メールを誰にも出さなかった。面倒だったのと、こちらから
送らなかったらいったい何人がよこすのだろうか知りたかったのと。
結果、４通。やっぱ、マメないいやつらばかり。彼らを見習って、来年からは復活するかな。
で、３日くらいになってやっぱり考え直して、パソコンからは幾つかメールを送ることにした。
イベント屋に関しては、試しに世話になった先輩数人に年賀メールを送ってみた。
すると、半分がアドレス消滅、返事が来たのは僅か１通。そんなものか。

ここ５～６年、ずっと広く浅い交友関係が続いていた。
周りが普通なつまらない人間ばかりで深く付き合う気になれなかったというのが
最大の理由だが、それにしてもこちらから遮断したり壁を設けることほど損な事はないなぁと、
今にして後悔している。そして最近は、ミニマム大学に通い特殊な仕事をしているせいか、
いまや人と顔を合わせる機会自体が激減し、「広く浅い」交友関係は「狭く浅い」関係に
なってしまった。これはまずい。
人見知りとかはしないので４月の自己紹介とか最初のアプローチとかは大得意なのだが、
その後の関係継続が不得手なのだ。第一会話の内容が浮かばない。
基本的に聞く側に徹してしまう。昔はさんざん喋り捲って先生に叱られるほどうるさいガキ
だったのだが、怒られ怒られ怒られ続けたせいで、逆に聞き上手になりすぎて、
たわいのない会話ができなくなってしまった。
だから、望まずとも広く浅い交友関係になっていくのだ。

去る者は追わず、しかし来る者は拒んじゃいけないな。そして、来れる体制を作らねば。
これが今のところ、喫緊の課題かな。

コメント 4

①コ前の記事にコメント書かせていただきました。
ぜひご意見を！！
by ごん (2006-01-05 01:28) 

尊敬出来る恩師がいるのは羨ましいです。私の場合、中学、高校と教師に納得がいかず、静かに反発してましたから。それがきっかけで、高校も中退。それ自体、後悔はしてませんが。
年賀状も出さず終い。ただ、普段の交流は大切にしています。
by えいこう (2006-01-05 16:02) 

遅くなりましたが…新年おめでとうございます♪
今年も俺様の淡々として冷静なブログを楽しみにしています。

>人間関係、断つのはた易いがつながり続けるのは難しい
本当にその通りです。
そして狭く深くの私なので「広く」はなかなかハードルが高い。
でもチャレンジしてみようかな？
by kiki2jiji2 (2006-01-06 22:56) 

コメントありがとうございます。

学生時代にすばらしい先生にめぐり合えた経験、これは本来全ての子どもになければならない経験なのですが、そうでもないのが実情ですよね。もっとも、学校の教師にかかわらず、出会う多くの人が自分の師となり、自分の成長になるのかもしれません。


そして、広く浅い交友関係というのは裏を返せば狭く深いのかもしれません。なかなか切磋琢磨しあえる朋友に出会える機会は少なく、その意味では深い関係になれる人は少なく＝狭く、大部分は浅い関係で終わってしまうのかもしれません…

なんだか、眠くて自分で何を書いているのか分からなくなってきました。すみません。きょうはこの辺にしときます。
by 俺 (2006-01-07 00:23)