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ムーンライダーズ/Sweet Bitter Candy 【きょうの一曲】 [音楽]

★Sweet Bitter Candy -秋~冬-
 ムーンライダーズ featuring 奥田民生
 produced by 根岸孝旨 from Dr.Strange Love
 1998/11/21 発売

この曲を初めて聴いたのは、「ビューティフル・ソングス」という音楽界の大御所5名が集ったライブのCDである。
ビューティフルソングスとは、大貫妙子、奥田民生、鈴木慶一、宮沢和史、矢野顕子の5名が一堂に会し、それぞれの楽曲をコラボレーションし、一つの「美しい音楽」という番組を構成していくコンサートである。そもそも我が音楽史の8割強を占めるのは奥田民生でありユニコーンであり、そこから派生した人たちである。高校生の時分から聴き出したので、リアルタイムで知っているわけではない。ユニコーンの全盛期は小学校1年生だ。そんな小生が、奥田民生の出してるCDを「29」から「GOLD BREND」まで大体聞き終えた頃、ふと手に取ったのがすべての始まりである。
奥田民生も出てるライブ。その程度にしか最初は思わなかったのだが、全てを聴き終えたとき、「ラーメン食べたい」を好きになり、「島唄」と「風になりたい」と「THE BOOM」がつながり(風になりたいという曲は好きだったがどんな人が歌ってるのか知らなかった)、「ひとつだけ」を好きになった。
そして、この「Sweetr Bitter Candy」を好きになった。実を言うと、このCDを手にするまで、宮沢も大貫も矢野も知っていたのだが、鈴木慶一という人を知らなかった。未だによくわかっていないが、ムーンライダーズという30年越しの大掛かりなプロジェクトを主宰する一方で、普段我々が何気なく耳にしているCMソングを数多く手がけているという方だ。この鈴木慶一という人が奥田民生と共に歌っていた「Sweetr Bitter Candy」が、頭から離れなくなった。
ムーンライダーズの「月面賛歌」というアルバムの1曲目ということまではわかり、借りて聴いてみたらこれはこれでそのライブとはまた曲調が異なる。これはこれで名曲だ。さらに調べると、やはり民生がムーンライダーズと一緒に歌っているCDがあるらしい。そして、各地を探した…しかし、残念なことに、絶版となっていた。もはやHit&Run(民生所属レーベルのWeb)内で数十秒試聴することしかできない…。

評論家ではないので「この曲調が○○で」という表現は避けるが、兎に角、温かい楽曲である。

月面讃歌

月面讃歌

  • アーティスト: ムーンライダーズ, 白井良明, 鈴木慶一, 根岸孝旨, 原田知世, 大橋信行, 高野勲, サエキけんぞう, COBA, ASA-CHANG, D.M.B.Q.
  • 出版社/メーカー: KRE
  • 発売日: 1998/07/18
  • メディア: CD


満月が真ん中で 明るすぎて
僕らの間 距離がよく見えない
いつの日か 苦い思いは ロケットに
乗せて飛ばせるような 男になる


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