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最近見た映画 2008年春 [映画]

久々に、映画論評をば。論評というほどの内容じゃないです。ただの備忘録と一言感想です。

※監督名やHPリンクは後日時間のある時にきちんと書きます。とりあえずタイトルのみでご勘弁を。

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大統領暗殺 @新宿武蔵野館 [映画]

大統領暗殺
監督・脚本:ガブリエル・レンジ
Cast:ジョージ・W・ブッシュ/ディック・チェイニー


久々に退屈な映画を観た!アクビ連発。
…と書くと以下読んでもらえないかも、と不安ですが、
一応記事にする価値はある映画だったので、こうしてつらつら述べております。
映画の記事は基本姿勢としてこれまでオススメな映画をオススメだ!と叫ぶことだけを
してきましたが、今回はちょっと趣向を変えて、「これ、どうよ」と問題提起したいと思います。

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アリア@東京国際映画祭・六本木 [映画]

今年も行ってきました。東京国際映画祭。
今回も3作品を鑑賞してきたが、最後、3作目はこれ。

アリア ARIA
監督・脚本・音楽:坪川拓史
Cast: 塩野谷正幸/高橋マリ子/片岡正二郎/小松政夫/四谷シモン



こちらのページで予告編の映像見れます。

さて、昨年に引き続き坪川監督の作品を観てきました。
実はこの前吉祥寺でのくもカルライブに足を運んできたのですが、
その時確か予告編を流していたと思うんです。微かな記憶では。
なんかパソコンがなかなか起動しないとかなんとか…って、あれは写真か。
ま、その辺はどうでもいいんですが。

で、うまい具合忘れていたので、ゼロの状態で最初から最後まで見れました。

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ALWAYS 続・三丁目の夕日@東京国際映画祭・渋谷Bunkamura [映画]

今年も行ってきました。東京国際映画祭。
今回も3作品を鑑賞してきたが、2作目はこれ。

ALWAYS 続・三丁目の夕日
監督・脚本・VFX:山崎貴
Cast: 吉岡秀隆/小雪/堤真一/薬師丸ひろ子


大ヒットした前作から2年。
続編がまもなく公開されるのを前に、特別上映。
いやぁ、文化村初めて行きましたけど、渋谷にこんな広い劇場があったんですね。
上映に使用されたのはオーチャードホールというところ。まずその広さに驚き、その次に
チケットが手に入ったのは運が良かったからだと思い込んでいたのに、結構
大勢入るとこだったんだなぁというがっかり感が。ま、いいでしょう。

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真木栗ノ穴 @東京国際映画祭・六本木 [映画]

今年も行ってきました。東京国際映画祭。
今回も3作品を鑑賞してきたが、まずはじめはこれ。

真木栗ノ穴 Peeping Tom
監督:深川栄洋
Cast 西島秀俊/粟田麗/木下あゆ美


2年前、初めて東京国際映画祭の参加作品を観に行った時、
この監督の『狼少女』という作品に出会った。
まだ30代前半の、新進気鋭のホープ。この監督にしても昨年の坪川監督にしても、
とにかく、人柄の良さが全面ににじみ出てるお方。
現場での本気の表情も一度拝見してみたいが、漠然と想像できる。

さて、今回も前回のような世界観を期待していたが、やはり素晴らしい作品であった。

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夕凪の町 桜の国 @新宿・シネマスクエアとうきゅう [映画]

夕凪の町 桜の国
監督:佐々部清
Cast:田中麗奈/麻生久美子

映画の日。朝一だったのでそこまで混んでなかったが、次の回は行列ができていた。
この映画、夕刊各紙で絶賛されていたので観に行ったのだが、これはすごい。いい。
とにかく、号泣した。

おことわり:例によって小生は見た映画のあらすじだとか見所だとかをここで素人が解説することほど 不必要なことはないと思っているので、単純に自分の基準で「これはいい!見るべき!」と 思ったものを紹介するにとどめておきたいと思う。 是非劇場に足を運び、自らの問題意識と五感でこの作品を鑑賞していただきたいと思う。 で、以下は自分なりにここから触発され、考えたこと。

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アジアンタムブルー @東京国際映画祭・六本木 [映画]

アジアンタムブルー adiantum blue
監督:藤田明二
Cast 阿部 寛/松下奈緒/小島 聖/佐々木蔵之介/高島礼子

さて、ここまで書いてきた今年の東京国際映画祭、最後に観た作品はこれ。
率直な感想を申し上げるが、これから劇場に足を運ぼうと思ってる方は
以下、読まない方がいいかも…

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美式天然 @東京国際映画祭・六本木 [映画]

美式天然 CLOUDS OF YESTERDAY
監督・プロデューサー・脚本・編集・音楽:坪川拓史
Cast 高木 均/吉田日出子/高橋喜久代/小松政夫/常田富士男

これが今回観た3作品の中では一番印象に残る名作であった。
これは今までにない斬新さと、懐かしさと、不思議な感触の作品だった。
残念ながら国内での上映予定はないということだが、昨年の「そうかもしれない」のように
忘れた頃にどこかミニシアターでもいいので上映してくれないかなぁと
ひそかに期待している。

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待合室 @東京国際映画祭・六本木 [映画]

今年もまた、東京国際映画祭に行ってきた。
第19回東京国際映画祭

今回も日本映画・ある視点部門に絞って、3作品を観てきた。
昨年の今頃はちょうど忙しくなる直前で、割と平日の日中でも自由に観に行けていた。
今回も、ちょうど1~2ヶ月前から多忙な日々から解放されているので、平日の夕方のみだが行くことができた。

まずは、この作品を観た。

待合室  Notebook of Life
監督:板倉真琴
Cast 富司純子/寺島しのぶ/ダンカン/風見章子

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最近見た映画 2006年7月~9月 [映画]

一つの記事にするほどの余裕がないので、備忘録程度に書いときます。

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最近見た映画…見てないけど。 [映画]

この間書いた映画評の記事、ちゃんと書いたつもりなのに
反応皆無でケッとか思ってたのですが、忘れた頃にTBをいただいたので、
ちょいと思い出したように続きを書いてみたいと思います。
つか、こちらからTB返しできんのだけど、何かNGワードでも入ってたか??

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CUSTOM MADE 10.30 [映画]

先週唯一楽しかった出来事=
この映画を、いや、正確には民生ライブをスクリーンで見れたこと。
あとは特になし。

  『CUSTOM MADE 10.30』
 音楽:OT
 監督:ANIKI
 CAST:木村カエラ/奥田民生 ほか
 @渋谷パルコ内 シネクイント  2005.11.20

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『ALWAYS 三丁目の夕日』 ほか、最近見た映画 [映画]

この時間にブログ書いてるってことはベタストーリー見てないと思われるかもしれませんが、
ビデオに撮ってます。仕事半分、ブログ半分でパソコンに張り付いてるものですから。

  『ALWAYS 三丁目の夕日』
 監督・脚本・VFX:山崎貴
 CAST:吉岡秀隆/小雪/堤真一 ほか
 @新宿コマ東宝劇場  2005.11.08



いやぁ、良かった。これは今公開中の作品中では特にオススメである。
基本的にここで紹介している映画でオススメじゃないものはないのだが、
それにしても良かった。笑いあり、涙あり。

舞台は昭和33年の東京。東京タワーが建設中の頃、とある下町の日常。
売れない作家で駄菓子屋の茶川役、吉岡秀隆は新境地という感じで良かった。
小雪も良かったし薬師丸ひろ子も良かったし、須賀健太君も良かった。
何より、鈴木オートの主人役・堤真一が良かった。今までドラマなどを見ていて
あまりいいと思ったことはなかったのだが、やはり名役者なのだろう、とても良かった。
つまり配役がすごく良かったということなのだが、勿論それだけではなく昭和33年の
風景が実に忠実に再現されている。テレビでメイキングをちらっと見たが、
機関車が走る鉄橋をはじめ、殆んど模型と特撮らしい。
平日の午後の劇場は中高年の男性一人とか、中年の女性グループ2名というのが
多く、年齢層が高かった。やはり懐かしさがあるのだろう。
しかし、当時を一切知らない小生であっても、十分ノスタルジックな風景は楽しめた。
戦後復興を遂げ、テレビや冷蔵庫が揃い始めた時代。普段白黒で見ている写真が
きっとこんな風景だったのだろうなぁと、タイムスリップしながら見ていた。
きっと、日本の歴史上、物質以上に心がこの頃最も豊かだったんだろうなぁと思った。



  『スウィングガールズ』
 監督:矢口史靖
 CAST:上野樹里 ほか
 @フジテレビ「プレミアムステージ」  2005.11.05



大爆笑でした。
白石美帆は電車男でぶっちゃけはっちゃけちゃったのかと思ってましたが、
この頃から結構演技出来てたんですね。


  『笑いの大学』
 原作・脚本:三谷幸喜
 CAST:稲垣吾郎/役所広司 ほか
 @家・DVD  2005.10



笑いと同時に後半のくだりが見終わった後も少し考えてしまった。
それにしても「猿股失敬」はつまらない。


  『13階段』
 監督:長澤雅彦
 CAST:反町隆史/山崎努 ほか
 @家・DVD  2005.11



グリーンマイルとはまた違った角度から死刑というものを考えさせられた。
しかしそれ以上に、人間は本当に人を殺してはいけないのだろうか、という問題に対して
この作品は思いっきり真っ向から考えさせるし、一つの答えを最後に提示している。
原作を読まねば。


…この他、1~2作見た気がしましたが、忘れました。多分見てないかつまらなかったの
どちらかでしょう。

来週はカスタムメイドを見てきます。民生ライブ10.30がスクリーンで見れるかと思うと、
今から楽しみでなりません。
でも、絶対客層はカエラ目当ての若いカップルなんだろうなぁ…
ま、でも周囲は気にせず、「広島~~!!」と叫んできます。心の中で。


『そうかもしれない』@東京国際映画祭 [映画]

★東京国際映画祭2005  「日本映画・ある視点」部門
  『そうかもしれない』
 監督:保坂延彦  (原作:耕治人)
 CAST:雪村いづみ/桂春團治/阿藤快 ほか
 @VIRGIN TOHO CINEMAS Roppongi Hills 4  2005.10.25


これはいい。今年見た映画の中で(と言えるほど多くは見てないが)一番感動した。
普段映画を見て涙することはない小生だが、これは泣いた。

前回に引き続き、東京国際映画祭の「日本映画・ある視点部門」のエントリー作品である。
前回が小学生の日常であったのに対し、今回は老夫婦の日常。この二作品の
チョイスというのは自分のスケジュールの都合と空席具合とで決めた全くの偶然だが、
ちょうどいい組み合わせだった。

これは、老作家とその妻との生活を切り取ったもので、変わらずに仲の良いというか
穏やかに阿吽の呼吸で暮らしてきた老夫婦なのだが、老いというものがいよいよ現実的に
二人の前に現れる。徐々に奥さんがボケ始めてくるのだ。
それによってご主人はいかに自分が奥さんに頼りきって、ちゃんと愛情を注がないで
生きてきたかということに気づかされる。そして、自分も老いた身でありながら妻の介護を
しなければならないというこの辛い現実を明確に描いている。
弱冠21の小生の日常においては考えもしなかった現実的な人間生活の問題が、
スクリーンを通して強いメッセージとなって心に響いた。
映画を見終わった後も心に残るものがあって、原作を読んでみたいと思った


映画が終わって時間が空いたので、ヒルズ周辺を散策してみた。
ここは毛利庭園。右奥はテレ朝。


森タワー。六本木に映画を見に来たのはこれが初めて。
普段敵視している六本木ヒルズだけに、改めてあちこち歩いてみて思うところはあるが、
それは別の機会に話すとしよう。


『狼少女』@東京国際映画祭 [映画]

★東京国際映画祭2005  「日本映画・ある視点」部門
  『狼少女』
 監督:深川栄洋
 CAST:鈴木達也/大野真緒/増田怜奈 ほか
 @VIRGIN TOHO CINEMAS Roppongi Hills 5  2005.10.24



行ってきました、MOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOVIE!!ってやつ。
東京国際映画祭に行くのは初めてのド素人だが、見た映画2本ともかなり良かったので、
ド素人なりに感想を書こうかと思う。

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シャッタード・ブルー [映画]

★シャッタード・ブルー
 Bプログラム(箱庭・グリコ・EAT・ボクと彼女とりんご・此の糸)

 @八丁堀リトルシアター



久々に映画を見てきた。それも、八丁堀まで。相変わらず京葉線遠いわぁ…なんて
言いながら、行ってきましたよ。
今回このシャッタード・ブルーを見に行こうと思った理由はただ一つ。
村井美樹さんの演技を見てみたい、と。
こういう理由でもなければこの映画たちを見ることは一生なかっただろうし、
この素晴らしき監督達の名前を知ることは一生なかっただろう。とてもいい時間を過ごせた。
きっかけは何でもいいんですよ。出会えればね。

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