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記者はエリートであるべきか [主張-時事]

http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080823/stt0808231701002-n1.htm

こういう自己満足の遊びをしている限り日本のジャーナリズムは衰退の一途を辿るだけだ。大体こんなものが記事として配信されている意味が分からない。社内報で十分じゃないのか。

ブンヤやテレビマンの傲慢さは、どうも自分達が学力エリートであって処世術という尺度の偏差値で頂点に君臨しているのだという意識があること、そして実際問題に高級取りであることに起因しているのではないかと思う。
なぜジャーナリズムを探究する者がエリートサラリーマンである必要があるのか。寝てないというのは無用な朝駆け夜討ちをやっているからであって、危険というのは過剰な人権侵害をやってのけるからであって、嫌われものになるのは「取材と銘打ったら何をしてもいい」という傲慢さ驕慢さがあるからではないか。

とりあえず今自分は、既存のメディアの再編成ということまで視野に入れた大きな視点と、一介の浅学菲才の身であるというささやかな視点と、この両極を押さえながら、ジャーナリズムを探究していきたいと思っている。まずは病気を治して賢くならないとなぁ。
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トモミ

まあ、ブンヤってのはある意味蔑称なので、そんなに危惧しなくてもいい気もします。友人にもいるけど、楽な商売ではなさそうよ。あの司馬遼太郎だってブンヤあがりだし。

それに引き換え、テレビマンは、どう考えても調子に乗り過ぎてるかな。特にキー局の社員連中ね。いくらいばったって、所詮はリーマンなんだけどね。

傲慢、驕慢、本当に嫌ですね。もって多他山の石とすべし…
by トモミ (2008-08-26 20:00) 

俺

コメントありがとうございます。
ブンヤあがりといっても、かつての夏目金之助さんや司馬遼太郎さんの時代と今とはわけが違うようです。「××新聞編集委員」とか「元××新聞記者」というのがTVコメンテーターの王道になりつつありますが、真っ当な発言をしている人は本当にごくごく一部なように思います。
もって他山の石とせねばなりませんね。
by (2008-09-03 00:47) 

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