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★ことば262「動物」 [ことばトレンド最前線]

★シリーズ 【ことばトレンド最前線】 vol.262 2008.6.27
「動物」

東浩紀の言う「動物の時代」を我々は生きているのか。確かに制汗スプレーのCM一つ見ても「加藤クンクン」とか言ってるし、「男の気持ち」を吟じる芸人がいつの間にか全国ネットのゴールデンタイムに登場したりしている。この国の少子化対策はまず底辺層の「啓発」から始まったようだ。
とはいえ、人間は動物と違い、自分で勝手に生きていくことはできないのだ。生まれつき備わった本能で喋ることはできないし、衣食住も全て人間の作った「社会」との関わりにおいてしか獲得できない。
ならば、この昨今の「キャンペーン」との絶対的矛盾をどう説明するか。とりあえず作ってからどうにかすればいいんじゃね、ということか。
そういう観点でNHKの朝ドラ「瞳」を見ると、非常に強いメッセージ性を感じる。舞台は月島。長屋のすぐ向こうに、高層マンション。超高級のニワトリ小屋か。そういや電通元社員が乱交?強姦?したのもこの界隈の高級マンションだったな。

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