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★ことば208「食べ残し」 [ことばトレンド最前線]

★シリーズ 【ことばトレンド最前線】 vol.208 2008.5.4
「食べ残し」

さすがは船場吉兆。謝罪会見以来、時代の最先端を行っている。今度は再利用。実に地球に優しい、エコロジーな取り組みだ。このままエコを極めていって、光熱費も材料費も削っていって、最終的には店も全部なくしてしまったら、究極の無駄削減だ。
我ら日本人は食のありがたみを常に意識し、恵んでいただいた命に手を合わせ、食事をする。残すのが美徳なぞ言うのは三流OLだけで、「少食」がモテるのは一過性のものだろう。
四千年の歴史を誇る中国だって、「食べきれないほど豪華に盛り付けて、少し残すのがマナー」なんて言っていたのは一昔前の話。今や食べられるかどうかなど二の次で、ヘビだろうが農薬だろうが段ボールだろうが使えるものは何でも使って出荷する、究極のエコを実践している。
ちょっと待て。それはエコか。人間のエゴを正すのがエコで、エコとは窮屈でも下品でもあってはならないのではないか。趣旨からズレている。
お残しは許しまへんで。

(399文字)
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Yukarin

若い頃は間食するのが恥ずかしいような気がして
私も残したりしてましたね…^^;
今では無理してても全て完食ですよ、もちろん。
勿体無いですもん。
エコは大切ですよね。
by Yukarin (2008-05-04 18:51) 

stickman

落乱懐かしいなぁ(笑)

食品廃棄の現状はエコとはかけ離れたもののようですね。
既製のオニギリが一日室温中に置いて腐らないのも、凄い「技術」ですけど。
by stickman (2008-05-05 00:04) 

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