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いじめ自殺を巡る最大の誤り [主張-時事]

マスコミも世論も政界も皆勘違いしている。

彼らはいじめによって殺されたのではない。
いじめを原因の一つとして(それが占める割合の多少はあれど)
自ら命を絶ったのである。

自殺は特攻隊の美談と同列に語られてはならないし、
「死者へのタブー」や感情論は全うな分析と原因究明とを阻むだけだ。

自殺は逃げだ。いかなる理由があっても、生きて打開していかなければならない。
若干10代で三千世界の辛苦を知り尽くしたような顔をして、
残された家族や級友や社会に迷惑をかけてはならない。
同時に、親はわが子を悲劇のヒーロー・ヒロイン化してはならない。

もし、遺書に名前を書かれた子が自殺したら、世論はどう動くだろう。
悪者は当然の成敗を受けたと冷酷に評価するか。
自殺者の言葉による暴力を指摘するか。
それとも、相も変わらず学校やマスコミのせいにしておいて
適当に愚痴って文句言って慰謝料請求して、問題解決は棚上げか。

愉快犯かもしれないが、豊島で自殺予告を文科省に送りつけた餓鬼がいる。
文字の具合や内容の稚拙さから見て中学生か小学校高学年だろうと思うが、
文部科学大臣のフルネームを知っていたり、自販機で買ったと思われる
横がギザギザでない切手を適当に貼ってポストに投函しているあたり
(=つまり郵便局の営業時間内に切手購入や投函を行っていないか、
 或いは窓口でのやり取りを避けたか)、
オタク系の人間だろう。パソコンも扱うのだろうか。
だとしたらせめて死ぬ前に…
いたずらだとしたら、いい大人の焦る形相を見て意地汚い笑みを浮かべる前に…

ここを読んでほしいと思う。そして、何か思うところを述べてほしい。
とにかく、昨今の死をもてあそぶ短絡的・享楽的な傾向を変えていきたい。
だから、読んで、感じて、書いてほしいと思う。

以上。


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okko

まったく同感のレスをどなたかに書きました。愉快犯なら許せんと。
陰で捜査は進んでいるのでしょうけど、どうもね、「また、あなたたちの子に生まれたい」なら、何故、親に打ち明けないんだろう??謎はどんな形で解けるのでしょうね。
by okko (2006-11-09 10:20) 

えいこう

自殺は逃げ。おっしゃる通りです。
私も若い頃、考えたことがあります。しかし、それでは根本的な解決にならない。堂々と生きて、実証を示すのが筋と考えます。
by えいこう (2006-11-10 21:12) 

なつみ

まったくその通りです。
この連日の自殺予告、なんだかあきれてしまいます。
これって大人への脅迫のようにさえ感じるのは私だけでしょうか。
やり方が卑怯すぎます。幼稚すぎます。
by なつみ (2006-11-11 07:41) 

恵

自殺は逃げ…果たして本当にそうでしょうか。
こと青少年に関しては「助けて」の究極のアピールの形だと私は思います。
生き物は全て生存本能があるのです。
自殺を決行し、人生を完結してしまう前に、
「自殺する以外にあなたのつらい状況を打開する方法がある」
と示唆できる人間が周囲にいてほしいのです。
狭窄思考に陥った場合、人はひとつのことしか考えられない。
ましてや青少年なら、誤った解決方法を選択してしまうかもしれない。
親に言えないなら、だれか他に話を聞いてくれる人は?!
自殺予告は「助けて!」の悲鳴です。
今回の件も真意はどうあれ、
彼(彼女)は心の中で悲鳴をあげているような気がします。
批判するのは容易です。
しかし、もし、あなたの身近にいる青少年の様子が最近おかしく、
どうも「生きているのがつらい」と考えているようだと知ったら、
あなたはどうしますか?
それ以前に、現実に人とどれほど深く関わろうとしていますか?
大人たち全員に聞いてみたいと思います。
by 恵 (2006-11-12 19:40) 

mami

校長までも・・・(- -)
by mami (2006-11-13 05:53) 

俺

皆様、コメントありがとうございます。

いろんな方の(テレビ新聞含め)いろんなコメントを聞いていますが、やはりいじめ=犯罪という定義は全てのケースにおいて当てはめられるものではないように思います。同時に、子をなくした親が言いたい放題をぶちまけているのにも辟易です。悲しい辛いというのは分かるけれども、息子が何故あんたらに助けを求めなかったのよ、と。子を自殺させる親には問題がないはずがないのです。
学校は駆け込み寺ではないのだから、社会で行きぬく力をそこで各々が身に着けていかなければなりません。今の学校に問題が山積しているのは確かですが、だからと言って学校がいじめられっ子を擁護して温室栽培していてもこの問題の解決にはつながりません。本当に困った時に頼れる所であって、同時に教師自身が必死で生き抜く姿を見せ、生きるということを考えさせなければ、と思うのです。
最近、識者たちが揃いも揃ってバカの一つ覚えみたいに「死んではダメだ。君は一人じゃない」なんて言ってますが、そんなことで問題が解決できると思ってるのなら、本当にこの国の大人たちはバカばっかりですね。そりゃぁ子どもも生きるのイヤになるでしょう。そんなの強盗犯に「盗んじゃダメだよ」って語りかけているようなもので、そんなきれいごとよりも、何故生きる必要があるのか、何故死んではいけないのか、心に響く言葉を送る必要があると思います。人間は皆役割を持って生まれてきているのだから、たかが14~5で自分の未成熟な発想で「もうダメだ」なんて判断しちゃならんのです。
いじめられた?貴重な経験じゃないですか。そこでどうやって強くなっていくか。じっくり丁寧に、少しずつ状況を打破していくにはどうすればいいか。戦略を練って、自分がクラスをまとめるまでのシナリオを書けるか。これは、むしろいじめを傍観してるだけの平凡な人間よりもよっぽど人間的に成長できるチャンスが与えられている、と極端な話、考えられるのです。もちろんケースバイケースですから明らかにいじめる側が悪いというケースもありますが。

それでも心を変えられないのだったら、どうぞご勝手に。死ねばいい。でもさ、周りに迷惑かけて死ぬのはご勘弁。遺書なんて論外。猫みたいにひっそり姿を消すか、さもなければ中東で地雷一個踏んで死んでくれ。生きたい人が一人助かるから。

あーあ、どうしても感情的になってしまう。理屈じゃなくて、一つの真理として、自殺するやつなんてバカなんだから擁護する必要なんてないんですよ。まして某テレ朝みたいに自殺した子どもをヒーロー化するのは絶対報道の姿勢として間違ってる。あんなの自殺を助長するだけだ。
by (2006-11-15 00:13) 

私の記事にトラックバックさせてもらおうとしましたら、俺さんのほうになってしまいました(^^;毎度申し訳ありませんが、一つ消してください。m(_ _)m
(いつまでたっても、自分の記事にトラックバックを入れることが出来ないのは、なぜだろう・・・。)とりあえず、読んでいただけたら幸いです。
by (2006-11-16 22:48) 

NO NAME

まったく同意ですね。
ここの管理人にではなく、コメントを残されている恵さんに。
自殺した子どもが生きたいと思っていなかったとでも?
私はあなたのような人が地雷原で一掃されるべきだと思います。苛められるほうが悪いという論理の人間とそれに同意とか同感とか同調する人たち。ここはいじめの現場そのものですね。いやあ傲慢な世界ですねえ。
by NO NAME (2006-11-17 02:59) 

恵

石原都知事も「死にたいやつはさっさと…」といった内容の発言をしていますね。
彼は過激な発言が多いことで知られています。小説家でありながら、相手の立場を思う想像力に欠けているな、としばしば思います。
俺さんも知的な方でありながら、「自殺するやつなんてバカなんだから擁護する必要なんてないんですよ」と。
三島由紀夫や芥川竜之介、多くの知識人も現代のサラリーマンも子供もそれぞれの理由を持って自殺に至っています。「自死」に至るのはひとつの心の病です。病はいつ誰もがかかる可能性があります。
石原都知事も強気な発言をしていますが、どこか弱い部分を持っていて、その部分が刺激されて感情的になり、「弱い」と感じさせる人間を許せないのかもしれない。私はそう思っています。
彼の記者会見を見ていても、対話には決してなっていず、自分が思うところだけ述べていて、徹底的に相手をたたく。見下す。
本当に強くて知的な人間なら、対話ができるはずだと考えます。
想像力は訓練と意志の賜物です。
相手の立場を思い、ことが起きたときの因果関係に対する想像力があれば、今の世の中の問題も軽減できるでしょう。
長々とコメントを書いてしまいました。これで最後にします。
「俺さん」が、現実の世界で生の言葉で、人の力になれる人間であってくれることを願いつつ。
by 恵 (2006-11-19 15:15) 

恵

追記します。
最後に偉そうなことを書いてしまいました。
私自身、身の回りの大切な人の心に届く対話をしているかどうか自分の胸に問うています。
自戒の意味を込めたコメントと考えてくださいね。
by 恵 (2006-11-19 15:30) 

おはようございます。お久し振りです。

自殺が逃げ たしかにそうです。
死ぬと楽ですもの。苦しい・辛いことは死ぬとそれから開放されますから。

私もイジメは経験しています。自殺は勿論考えましたが
あんな奴らのために死ぬなんてアホらしい、生きたる!
と歯を食いしばって苦しい時期を通り抜けました。

親に心配かけるので黙って一人で抱えこんで
嫌な学校に毎日通ってました。本当に辛かったです。

ものすごい苦しかったけど、逃げずに生きて本当によかったと思ってます。

辛い時期から逃れるのも手ではありますが(自殺)
辛い時期を我慢して乗り越える方法もある事を知ってほしいですね。
とても辛いですが…辛い時期は永遠ではないことを知ってほしい…
by (2006-11-23 10:07) 

俺

皆様、ありがとうございます。
お返事は↓
http://blog.so-net.ne.jp/metro/2006-11-24

↑こちらの記事を以って代えさせていただきます。
by (2006-11-24 00:47) 

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