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2日目、朝は寄り道して利府支線を… 【南東北紀行】 [紀行]

1日目の夜はかなり歩いたので、すぐ眠くなった。
ビジネスホテルの1室で、テレビだけは楽しんで寝ようと思った。

やはりローカル局の制作番組や、地元のご当地CMを見なければ、
と思った。しかし、時間帯が悪かったのか、あいにく
CMも番組本編も9割9分東京と同じものが流れていた。

唯一驚いたのは、仙台にも山形にも、テレビ東京系の
放送局がないことだ。なんとかわいそうに。東北の方々は
WBSを見られないのか。かわいそうに…

さて、ぐっすり眠って、朝を迎えた。
朝は比較的早く起きて、ホテルの軽食をいただいたら、すぐ出発した。

すぐ仙山線に乗って旅立ってもよかったのだが、電車の時間が空いていたので、
ちょっと寄り道して「利府」という所へ行った。
どんな所かも何があるかも知らないし、一切のリサーチなしで強行した。

支線はすぐに終着駅の利府に到着した。なにやらスポーツ系のイベントがある
らしく、それ目当ての客が多かった。しかし、この駅自体に用事があるという人は
ほとんどいないようで、皆シャトルバスに乗り込んでいた。





そんな中小生は、あるものに目を奪われた。



ちょうど稲の収穫作業をしていたのだ。



一面の黄金色。この中を、少し散策することにした。




美しい。後世にも残していかなければならない、日本の原風景だ。


そしてしばらく歩いていると、なぜか工場のような倉庫のような
広大な敷地に出会う。
よく見ると、東北新幹線の車庫があるようだ。


そして、隣駅まで歩いてきてしまった。これが、新利府駅。


ご覧になってわかる通り、非常に「関係者以外立入り禁止」色の強い
駅の入り口だ。一応利用可能なのだが、乗降客が皆無なのが一目瞭然。

きっと、地元の人はこんな2時間に1本しか来ない支線なんて使わないで、
みんなマイカー移動なんだろう。そして、この駅は新幹線の検車区があるから
仕方なく作った、JR職員向けの駅なんだろう。きっと。

単線の線路に、無機質なホームは似合わない。

高台にホームがあり、見下ろすと先ほどの田園が広がっている。




ちょっと遊んでみたが、デジカメなので画質が悪い。


やっと来た仙台行きの電車は降りる客もなく、乗る客は自分一人だった。

場違いな、無人駅。


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okko

棹に横並びに干さないこんな形もあるんですね。
狭いようで、地域によってさまざまに伝統が違う、面白いです。
by okko (2006-10-04 10:43) 

俺

そうなんです。私も初めて見ましたが、これがどうやら仙台の伝統のようです。
確か山形の新庄あたりではこんな風景は見られませんでしたが、宮城県はほぼ全域にわたってこのように干してました。

それにしても、ソネブロはなぜ写真の右が切れるのだろう…まるでアングルが下手くそみたいで、なんか悔しいです。クリックしたら写真が全面で見れるようにちょっと細工してみますね。
by (2006-10-04 18:37) 

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