SSブログ

電磁波の危険性は未だ棚上げされている [主張-その他]

先日トリビアの泉を見ていたら、こんなトリビアが紹介されていた。

「1990年代後半より、ハトが迷子になる現象が多く見られるようになった」

放送を見ていない方のために説明すると、ハトは自分の巣に戻る時や、
伝書鳩やレースなどの際に、自分の体内にあるごく微量の磁力を使い、
地球上の磁場を感じて方向を認識し、元の所へ帰るのだそうだ。
しかし、1990年代後半以降、電磁波の影響により、ハトの体内の
磁力に狂いが生じるようになり、多くの迷いバトが出てきたのだそうだ。

鳩レースをやっても、かつては7~8割のハトがきちんと戻ってきていたのに、
今では2~3割しか戻ってこないそうだ。
また、伝書鳩はもはや機能しなくなっているらしい。(使う人自体も少ないだろうが)

そして、この問題は1998年に産経新聞に取り上げられたが、その後どういうわけか
ピタッと取り上げられなくなった…

さて、このO.Aを見た方、背景の映像をずっと見ていて違和感を感じなかっただろうか。

電磁波の影響で…と言っていて、そのイメージ映像が背景に流れているわけだが、
その内容は鉄塔や電子レンジ、テレビなどだった。

おかしいと思いません??

何も感じてなかったら、あなた、鈍いですよ!!

まぁトリビアもよくこの問題を放送したなと思う。ストップが入らなかったのが不思議だ。
でも、検証VTRをきちんと見ると、やはり圧力は入っているようだ。

よーく考えてほしい。

1990年代後半から…とされている。
90年代後半から隆盛になったものは何か?
電子レンジも鉄塔も90年代後半よりもっともっと昔からあったのに、
なぜ今になってハトに影響を及ぼすようになったのか。

電子レンジでも鉄塔でもない、90年代後半から広く普及した電磁波を
発生させる電気製品…

ここまで書けばもうお分かりだろう。
トリビアの再現VTRでは出ていなかった(出せなかった?)最大の原因…

ズバリ言うわよ!!







ケータイだよ。

携帯電話の発する電磁波については、きちんとした研究がされないまま、
現在に至っている。むしろ、時々その影響を指摘する声が上がっても、
それは軽視されるし、もはやそれだからといって携帯電話の使用をやめるような
状態にはなっていない。全世界的に、携帯電話は広く普及し、もはやケータイ
なしでは多くの人の生活は成立しなくなるにまで身近な存在となっている。

さあどうするか。
仮に「人体への影響」が証明されてしまったとしたら、それはまさに
全世界を震撼させる大問題へと発展せざるを得ない。
だから、怖くて発表できない。

そんなところだろう。

少なからず小生もケータイの恩恵を授かる日本人の一人だ。
ケータイなしで生きていけないとまでは思わないが、コミュニケーションツールとして
これなしに生活するということは靴をはかずにアスファルトを歩くに近い
支障をきたすおそれがある。だから、日々携帯している。

これが、人体への影響があるからといって全世界で使用を中止したら
どうなるか。いや、今さら中止にすることができるだろうか。

でも、中止しなければならないくらい悪い影響が出ているとしたら……

実は、「トリビア」どころか21世紀最大の懸案事項とも成りかねない問題を、
答えが出ないと分かっていても少しは考えていかなければならないように思う。

皆、研究者の「安全ですよ」という一言が聞きたい。それは分かる。
しかし、もしそうでなかったとしたら…
やはり、「触らぬ神に祟りなし」なのだろうか。たとえ寿命が縮まったとしても。


nice!(4)  コメント(4)  トラックバック(1) 
共通テーマ:ニュース

nice! 4

コメント 4

mami

そうですね~
by mami (2006-08-26 09:18) 

えいこう

携帯電話の電磁波については、確かに頭の片隅に引っかかってました。本当のところはどうなんだろう。
電話自体余り掛けませんが、携帯電話は、あるとやっぱり便利なんですよねぇ。
by えいこう (2006-09-01 22:34) 

携帯が出始めた頃、便利だけどいつも何かに縛られてるみたいじゃないのかなぁと思ってました。便利さは人を不自由にすると。
医療器具(心臓ペースメーカーとか)をつけている方もあるので、電源はおきリください。と車内放送が一時あったような気もするけれど。
by (2006-09-05 08:05) 

俺

「便利さは人を不自由にする」、それは確かにおっしゃる通りですよね。手の延長にある道具が手を離れてしまった時、それなしにはいられなかったり、それに依存してしまったり…機械に使われているのです。ゲームに遊ばれる子ども同様。
by (2006-09-06 01:02) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 1

最近聞いてる音楽靖国 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。