SSブログ

最近見た映画…見てないけど。 [映画]

この間書いた映画評の記事、ちゃんと書いたつもりなのに
反応皆無でケッとか思ってたのですが、忘れた頃にTBをいただいたので、
ちょいと思い出したように続きを書いてみたいと思います。
つか、こちらからTB返しできんのだけど、何かNGワードでも入ってたか??

で、宇宙戦争の感想の続きは、もういいや。言いたいことは大体書いたし、
TBいただいた友人のブログの記事も同感!という感じだったので、これ以上なっしんぐです。
しばらく芥川龍之介を読みふけろうかと思ったりしてる今日この頃。

で、その記事にまとめて書いたうちの一つ、「戦国自衛隊」なのだが、
これはもうひどかった。期待の後編、なんだあれは。
安易にオチをつけすぎ。

「自衛隊員というもはや戦場に派遣されたりゆくゆくは戦争に加担し
第一線で動く立場にいる集団のとある小隊長が、乱世に舞い込んで
そのリアリティを体感してしまったことで、戦って人を殺すことに現実実を
帯びて考察したことで、悩み立ち止まってしまう」という、
非常に深いテーマがあったのだ。
主人公の反町演じる井場小隊長は、そこで悩み、人を殺すことの残忍性を噛み締める。
自衛隊員なのに、戦うことに抵抗し、東西どっちにもつかずに戦いをやめさせたいと
心底願う。でも、元の世界に帰れるか分からない。ということは殺すか殺されるかの
戦国の世で、人を殺して生き抜くしかない。
一人死んだらニュースになる現代日本から、一番多く人間を殺したやつが天下を獲って
英雄になるという時代へのタイムスリップ。
ここでの葛藤を描き、尚且つ渡部篤郎の方ではなく反町の方(井場)を主役にした。
ここに前編の面白さがあったのだが…
なんだあの後編は。
そもそも予告の15秒スポットがキスシーンばっかだった時点でちょっと不穏な予感は
あったのだが、それにしてもひどいつくりだった。
だいたい燃料が足りなくなるとかいう話はどこへ行ったの?

結局、周囲の仲間を全員殺してしまうことで、井場から理性を奪い、
「家族のために」とかなんとか言って、戦いをさせてしまう。
最後なんか何故か小早川が出てって撃たれて、最後は特攻隊じゃないすか。
無理やり戦わせて戦争を美化しようとした意図がみえみえ。
最後の家族愛?のシーンも辻褄合わせだね。

正直、がっかりです。前編が面白かったし、ここからどういう展開になっていくのかと
かなり期待していたので、結局今映画界でさんざん意図的に流してる
イージスやら大和やらと同程度のものに成り下がっちゃいましたね。残念。

原作は違うのかな。機会があれば半村良という人の作品に触れてみたいと思います。

戦国自衛隊

戦国自衛隊

  • 作者: 半村 良
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2005/01
  • メディア: 文庫


あと、キャシャーンも見ましたよ。
どこかの局でやってたので、ビデオ録画して、後日見ました。
そしたら……

いいところでビデオが切れちゃってた!!!

なんだよ!!!!

というわけで、まだ結末見てません。
よく分からない世界観だったのだけど、部分部分で分かる気もしなくもない
感じはありました。
それにしても、なんで未来のアジア像ってどいつもこいつもみんな中国を
念頭に描いてるんだろうか。「大東亜帝国」みたいな看板、おもいっきり
中国語じゃないすか。確かに今の世界を見てるとこれから伸びてくるのは
インドと中国な気がするけど、日本はどうなるのよ?
押井守氏・紀里谷氏・宮崎駿氏、みんな未来都市アジアを描かせると
同じような絵になるのはなんでか。そこに違和感を感じた。

唯一の救いは、麻生久美子が綺麗過ぎたことかな。

その他、最近は映画見てません。有頂天も早く見に行かないとなぁ。

そういや、大阪に行く直前、東京駅の本屋で『博士の愛した数式』の文庫本
買ったはずなんだけど、あれどこに行ったのかな……
行き帰りの新幹線はひたすら寝てたから読めなくて、帰ってきたら
本がカバンに入ってない。

もしかして、大阪の親戚に土産を買ったとき、その袋に入れてしまったか……
不安。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

都区/多摩機能分化論R-1グランプリ ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。