Roots 66 ライブレポ 【大阪紀行・前】 [音楽]
遅くなりましたが、先週の土曜の夜のライブを振り返ります。
って…遅すぎですね。すみません。
ここ数日睡魔に取り付かれていて、また食あたりもあり、
家にいる時間の９割が寝ている時間という
もはや廃人的な生活をしておりました。
ついでに言っておきますと、以下、全然詳しく書いてません。
正しい知識を得たい方は一番下の方へきっと皆さん方がＴＢしてくださるでしょうから、
そちらへ飛んで各自くださいませ。
★ＬＩＶＥレポート
ROOTS 66
2006/02/04 18:00～ ＠大阪城ホール
2月4日土曜日。時はお昼の13時。新幹線に乗る。
学割で、自由席。東海道新幹線に乗るのは思えば５年ぶりくらいだが、
いつの間にやら新型車両が出ていて、車内がとても広い。前のめりしないと
弁当が食えないくらい広いってどういうことだ。これが普通席ならグリーン車は
どうなってるんだ、っていうくらい快適でした。
※写真は翌朝撮ったもの。
で、昼寝しつつ、16時前に新大阪へ到着。
途中は省いて、なんだかんだで大阪城ホールへ。
いや～来ちゃいましたよ、大阪。この中に何人東京人いるんだろ。なんて思いつつ。
そして、幕は開ける。
「前代未聞、大人の文化祭、スタート！！」
冒頭、参加メンバーが一人ひとり紹介されるのだが、この時点で
如実に歓声の差が出てるわけですよ。
お客さんの層は２０～３０代女性が圧倒的に多かったのですが、
一番人気はトータス。次いでシカオ、斉藤和義、オリジナルラブという感じでしょうか。
パパイヤには別の意味での歓声が飛び交ってた気がしますが。
お目当ての阿部義晴氏とかスパゴーとかは限りなくシーンに近い状態でした…。
トップバッターは宮田ジェット。ヒンヒン丙午で大盛り上がり。
小生はジュンスカを知らない世代なので勉強不足が露呈された形ですが、
３曲目のはジェット機の新曲ですよね。あれは知ってました。結構いい曲ですよね。
で、後に出てきた人と比べるとものすごい動いてますよね。アリーナを全力疾走したり
思いっきり頭を振ったり…とても４０には思えん。
バックバンドも参加メンバーが務めていたので、この時は確かギターとドラムがスパゴーの
お二人。是非今度はドラムが西川君の時に「飛べー」を聞いてみたい。
で、次は…
小生、最近記憶力が低下気味なので、toucoさんのとこの記事を参照させていただきながら思い出していこうかと思います。
あ、次がすぐに斉藤和義氏でしたっけ。
小生はこの人の曲は「歩いて帰ろう」くらいしか知らないので、初めて
こんな豪華な舞台で彼の曲を聞けたのは幸福でした。
こんな罰当たりな事をカミングアウトして良いものか…
今回、殆んどの人の殆んどの曲を知りませんでした。まして、カバーなのか
本人のオリジナルなのかも判別つかぬ状態。これはいっぺん道頓堀に飛び込んで
頭を打った方が良さげですね。ほんとすみません。
そして、斉藤和義がバックバンドに溶け込んで、出てきたのはスパゴーの八熊慎一氏。
どこかで聞いたことがある曲なんだけど、最後までわからず…
でも、ご本人も自画自賛されるほど、名曲でした。
そして！！本日（個人的には）メインの阿部ちゃん登場。
なんでも「四つ葉の森～上～」なるアルバムが完成したとの事で、
雑誌のインタビューにも載ってましたが相当時間をかけて作ったらしいです。
帰りに勝ってけと言ってたので本当に買って帰ろうと思ったのですが、
外の売り場には見当たらず…別の所にあったのかな。で、未だ買えてません。
ジェット機も聞きたいし、スパゴーも最近１５周年のＤＶＤを買ってしまって
ハマり中だし、手を広げすぎても財布が泣くので、大いに悩んでます。
といってTSUTAYAでレンタルしようたって絶対に置いてないだろうしなぁ。
それはさておき、一曲目はそのアルバムからの一曲。深い森に迷ったような
世界にいざなわれる曲でした。
で、二曲目がなんと「ユニコーン解散して以来、１０年ぶりにやります」といって
弾き始めたのが、「人生は上場だ」。
↑と、ここで「じんせいはじょうじょうだ」と打って変換したときに「上場」と出てきてびっくり。
１０年前はきっとこんな単語日常語彙じゃなかったよなぁ…。しみじみ。
正解は「人生は上々だ」。「上場」でも良さそうですね。今の阿部ちゃんなら揶揄的な曲を
作ってくれそう。
ユニコーンが解散したとき小学校３年生だった小生にとっては、これが
生まれて初めてのユニコーンライブのようなもの。民生の代役が八熊氏でしたが、
これが遠くのスタンド席から見てると民生に似てるんだわ。
「すげー、ユニコーンじゃん！！」と、周囲の温度と対照的に一人盛り上がってしまいました。
いや、一人じゃなかったとは思うけど。でも少なくとも小生の周りは
明らかにスガシカオ命！って感じの人たちばかりでした。
そしてなんと！中盤にもう一曲はさまれまして、それは往年の名曲、良くも悪くも
ユニコーンの終盤のライブの象徴となった、「忍者ロック」。
今でも阿部ちゃんのライブでは時々やっているみたいですが、多分この日の
忍者ロックは完全にユニコーン時代に戻ってたんじゃないでしょうか。
ニンニン言うとるんですよ。
最後はギター投げたり暴れてましたが…
とても４０とは思えん。
…とまぁ、前半で見たかった人は殆んど出尽くしてしまったので、あとは
肩の力を抜いて見てましたが、パパイヤは普通に歌ってましたね。
で、スガシカオ氏とオリジナルラブの田島貴男氏がギター２本で
アリーナ後方の小ステージから感動を届けたり、
あとはソウルフラワーユニオンとかが２～３組続いて、
そして最後にトータス。最近出た「サムライソウル」と、ウルフルズの代名詞的な
「バンザイ」を熱唱。そして銀河鉄道９９９を歌って会場のボルテージは最高潮に。
後半、メンバー一人ひとりが出てきて、最後は全員で大合唱。
そして最後の最後はサザンの「勝手にシンドバッド」。この大人たちが
サザンを歌ってるのは違和感もありつつ、でも「学園祭」の打ち上げ的な盛り上がりようで、
すごく楽しそうでした。勿論、こちらも楽しかったっす。
実に素晴らしい、大人の学園祭でしたよ。
トータスが最後に喋ってましたが、確かにこの人たちボーカルばっかりだから
なかなか接点がなかったんでしょうね。阿部義晴氏とスパゴーの２名が
ABEX GO GOなんてのをかつてやってたそうですが、それくらいでしょうか。
これだけ豪華な顔ぶれっていうのも二度とないでしょうね。
そしてまたよくこれだけ丙午という年に天才ミュージシャンがゴロゴロ生まれたもんだ。
人数が少ないからゆとりがあったのか、丙午に子ども産むような親に育てられたから
思う存分個性を発揮できたのか、何はともあれ、ヒンヒン丙午バンザイですね。
一つだけ難を言うならば、アンコールで出てきて一曲歌った後が実にあっけなかった。
「え、終わり？」っていう感が残りました。それは敢えてそういう演出で「またいつか
やりますよ」と暗示しているのか、それとも単に演出スタッフの力不足なのか。
あれやるくらいなら、最後銀河鉄道９９９で歌いきって、さっと幕を下ろした方が
良かったんじゃないかと、個人的には思いました。
勿論大満足だったことに変わりはないのですが。
東照宮の逆さまになってる柱みたいなものですね。
↓以下、最近買いたいと思っているＣＤの数々。スパゴーのDVDはもう買ったけどね。
- アーティスト:阿部義晴
- 出版社/メーカー: インディペンデントレーベル
- 発売日: 2006/02/02
- メディア: CD
- アーティスト: ジェット機, akkinジェット, 北川悠仁, 寺岡呼人, ゆず
- 出版社/メーカー: トイズファクトリー
- 発売日: 2006/01/18
- メディア: CD
バンザイ~10th Anniversary edition~ (初回限定盤DVD付)
- アーティスト: ウルフルズ
- 出版社/メーカー: 東芝EMI
- 発売日: 2006/01/25
- メディア: CD
SPARKS GO GO 15th SPECIAL JUNK!JUNK!JUNK!
- 出版社/メーカー: ユニバーサル・シグマ
- 発売日: 2006/01/25
- メディア: DVD
俺さんの「ユニコーンが解散した時に小学校3年生」の部分に動揺（´д｀；
バリバリ現役だった私は、今いくつ？・・・ぐはっ(吐血)。
それはともかく、ユニコーンやっていた頃から、奥田さんとヤック（SGG・八熊さん)は似てましたね～。
宮田和哉さんもあの当時から、ステージ中を走り回ってましたよ。(遠い目)
オリジナルラブの田島貴男は、顔も濃いが歌い方も濃いっ！ですから、シカオさんは、喰われちゃったかも?!シカオさんは、オーガスト(事務所名→スガシカオの他、山崎まさよし・スキマスイッチが所属している)の中では、異色ぽいけど?!66年にしては、キャラが薄いかな?
トータスは、やっぱり素敵ですね。
私が行ったら、どれ見ても盛り上がってそうな内容で、行かなかったことが悔やまれますわ･･･。(涙)
by (2006-02-12 21:24)
こんばんは！はじめまして～
トラックバックありがとうございました♪
私の周りも阿部さんの時、温度差がかなりありましたが
”人生は上々だ～忍者ロック”は涙もんでした！
またこんなステキな企画をして欲しいですね～
（トラックバック付け方がわかりませんでした…スミマセン）
by みわきち (2006-02-12 22:34)
TBありがとうございました。
大阪遠征されたんですね。私はZepp参加でしたが、これは交通費かけてでも行って良かったライブでした。
by yana (2006-02-12 23:18)
トラックバックありがとうございます。こちらからもつけさせて頂きました。
ヤックが名曲だと言ったのは『ルーシーはムーンフェイス』です。
先に歌った１曲は私も分からないのですが……（ファン失格。泣）
ライブでよく演奏する曲ではないので、たぶん洋楽のカバーではないかと。
by crpmyrtl (2006-02-12 23:50)
私の興味とは全く別の世界なので、よく分からないところは多々ありますが、楽しめたのは何よりです。大阪まで出かけていった甲斐がありましたね。
by えいこう (2006-02-12 23:51)
すみません、洋楽ではなく沢田研二だそうです…
by crpmyrtl (2006-02-13 00:05)
こんばんは。皆さま、早速コメントいただきありがとうございます。
確かに、田島氏は声も身長も周囲から（良い意味で）浮いた感じで、濃い感じでした。
我が人生で…まぁ本当は行ったライブ全部記憶に残しておきたいのですが、例えボケてしまってもこれは忘れたくない充実した内容でした。大阪まで駆けつけた甲斐がありました。
ちなみに…せっかく大阪に行って日帰りも勿体無いしと思い、一泊して大阪観光までしちゃいました。それについては近々記事にします。
でも…今週も忙しいんだよなぁ。第一、ソネブロは写真のアップをもっと楽にさせてほしい。一度に複数UPは当然だと思うのだが…
by 俺 (2006-02-13 00:17)
あと、Zeppに行かれた方の記事の方が多く拝見しましたが、どうやら東京の方が後半だったこともあり、盛り上がってたようですね。Zeppは民生の「MTR&Y」で一度行ったことがありますが、その近くの土地にはバイト先があるので毎週通ってます…よって、ゆりかもめもレインボーブリッジも何の感動もない私です。景色どころか、大体寝てます。
むしろ、小生が大阪観光にはしゃいでるのも大阪人にとっては「ケッ」と思われてるでしょうね。
あ、そうそう、ルーシーはムーンフェイスでしたね。ついこの間DVDでパフィーが歌ってるのを聴いてました。
ジュリーの曲、全然分からないんですよね。よって、最後のアンコールで歌ってた曲も分かりませんでした。
by 俺 (2006-02-13 00:21)
トラックバック、ありがとうございます。こちらからもさせてもらいましたので、よろしくです。僕も数曲わかんない曲がありましたね。いろいろTBあるので、読みに行ってきます。
by junper (2006-02-13 00:46)
トラックバックありがとうございました。すてきな40歳でしたね。パワーをもらっちゃいました♪
by torariki (2006-02-13 11:37)
nice&TB&コメントありがとうございました。
大阪まで遠征でしたか、ご苦労様でした。
ひそかにABEX GO GOを期待してたんですけどね〜w
by ジンタ (2006-02-13 15:47)
はじめまして。TBありがとうございました。
私は東京公演、Zepp Tokyoへ行きました。俺さんは阿部義晴氏を観に行かれたとのこと。私は今現在スガシカオファンでして、今回のライブはスガシカオ目当てで行ったのですが、その昔はユニコーンのファンでもあり、横浜アリーナや武道館へライブを観に行ったこともありました。‘人生は上々だ’、とても懐かしかったです。
ライブの一番最後の曲、沢田研二の‘勝手にしやがれ’は、子供の頃歌番組でよく聴いてましたので、今回のライブで聴けてちょっとうれしかったです。こういうネタを書くと、年がばれますね。
by スママニ (2006-02-13 20:34)
虎ックバックありがとうございます。
丙午なのに、多くのミュージシャンがいますよね。
因みに他にも宮沢和史、 宮本浩次、吉井和哉などがいます。
by YOSHIYU機 (2006-02-14 00:08)
TBありがとうございました☆
パワー全開のLIVE、よかったです！！
東京も素晴らしかったけど、大阪も楽しかったみたいですね。
次回は何十年後かしら！？
by olive (2006-02-15 18:00)
ＴＢありがとうございました。
返事も遅くなってすみません。
ＲＯＯＴＳ６６、よかったですよね＾＾
もっと聞いてたかったです。
またあれば是非とも行きたい私です＾＾
by yell-yell_FIGHT (2006-02-16 10:35)
みなさま、コメントいただきありがとうございます。また、お返事がものすごく遅れてしまい申し訳ありません。
また是非１０年後あたりにやってほしいですよねぇ。最高のメンバーでした。
by 俺 (2006-02-20 00:34)