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それでいいのか、ハマの大魔神。人格を疑う。 [野球]

某作家に続いて、悪口第二弾。

それにしても、これほどまでに分かりやすい「最低な人間」ってのは久々に見た気がする。
言わずもがな、ハマの大魔神こと佐々木主浩投手である。
元々大リーグ時代から家庭内は滅茶苦茶だったという話は聞いていたのであまり好きではなかったが、日本に帰ってきてからの数々の報道を聞き、本当にこの男が最低な人間であることが分かった。

そもそもこの男はプロ野球選手という職業について、その職に就く資格を持っていないと思う。
と言うと「あんないいフォークを投げるのに?」と言われるかもしれないが、勿論実力のことだけではない。

プロのスポーツ選手たるもの、まして野球選手たるもの、あそこまで高額な年俸をもらってプレーできるのは、ひとえに数多くのファンが存在しているおかげである。

決してキレイゴトではない。例えば、アメフトやバスケットと野球との違いは何かと聞かれて、そのスポーツそのもののレベルがアメフトやバスケットの方が低いなどとは誰も思っていないだろう。同じスポーツなのに扱いが違って給料も全然桁違いなのは、野球の方がダントツにファンの数が多いからではないだろうか。

ということはすなわち、プロ野球選手はその高額な年俸を享受する見返りとして、きちんとファンに対していいプレーを見せ、子ども達に夢を与える存在でなければならない。

それが、佐々木についてはどうか。何だ、あのザマは。誰もが憧れるアメリカ大リーグという、限られたほんの一握りの選手しか立つことのできないステージに立つ資格を与えられているのにもかかわらず、「家族と過ごす時間を大切にしたい」なんぞいう理由で退団し、日本に帰ってきたのだ。

日本には大リーグに行きたくて日々練習を積んでいるのに才能がなくて行けない選手がごまんといる。そんな選手たちからしてみれば、佐々木の我が儘は大変失礼な話だ。イチローや長谷川と同じチームに入って認められ、日本の多くのファンに勇姿を見せられる資格を持っているのに、何故返上したのか。それもプライベートな理由で。

芸能人や政治家と同様、野球選手も佐々木クラスともなればもはや24時間公人であると思う。世間に自分の生き様を見せて何億もの金をもらっているのだから、きちんと役割を果たさなければならない。

もっと言うならば、妻子ときちんと向き合い、自分の職業を理解してもらうべきだった。自分の夫が大リーガーという立場であるのに「子どもが現地の学校になじまない。日本に帰国したい」などと妻は言ってはいけない。いや、きっと一部報道から推測するには、この騒動の根幹にあるのは妻の我が儘ではなく、離婚危機に直面した佐々木の世間体を気にした苦渋の決断であったように思える。

さていよいよ本題だ。こうして「家族との時間を大切にしたい」という理由で日本に帰ってきて、懐の深い古巣に拾ってもらって、佐々木はどうしたか。きちんと家族との絆を深め、また「大リーグに行きたい」「日本に帰ってきたい」という二度の我が儘を許した古巣・ベイスターズに対して貢献したか。

その結果は…実に最低なものであった。

推測するに、おそらく大リーグ退団の背景にあるのは単なる家族内のゴタゴタだけではなく、佐々木が既に己の限界を悟っていた?ということがあるように思う。もう年齢的にはベテランの域だ。ピークは過ぎたと悟っていながら、プレーを続けているのではないか。

去年、今年と佐々木のプレーは、○億円レベルのものとは到底言えない。救援に何度も失敗するばかりか、ホームランを打たれて敗戦投手に…などと、かつての佐々木では考えられなかった事態が起き、遂に今年は怪我もあって二軍へと退場していった。

そればかりではない。写真週刊誌にて度々報じられていたことが事実だったようで、三流タレント・榎本加奈子との不倫があって、遂に妻と離婚した。同時に、榎本との交際を宣言した。

ここで小生の怒りはピークに達した。

離婚した??だったらそれだけ言えばいい。何故敢えて榎本加奈子通称エノカナとの交際まで言ったのか。言う必要があったのか。

そんなことを言って誰が喜ぶのか。喜ぶのは当人たちだけである。ファンは佐々木の下半身のふしだらさを嘆くだけだし、佐々木に憧れてる野球少年がどれだけショックを受けることか。

何より、佐々木の二人の子どものことを思うと、かわいそうでならない。自分の両親がうまくいかなくて家の中では喧嘩が絶えず…そして離婚。それだけでも十分辛い思いをしているのに、彼らは「元大リーガー・佐々木の子ども」というレッテルを貼られる故に、普通の両親が離婚した子ども以上に世間からの冷たい目を浴びることになる。ましてや、「両親は離婚したかもしれないけど、佐々木の年俸を考えたら、妻も子どももいい暮らししてたんでしょ」などと言われてしまうかもしれない。それはこの際別問題だ。

その状況下に、「榎本加奈子さんと交際してます」という追い討ちを喰らい、完全に子ども達は深い傷を負うことになった。不憫でならない。小生も事情は全く異なるが「最低な元父親が原因で家庭崩壊した」経験を持ち、同じ「母子家庭」というカテゴリーに属するので、一層感情が移入してしまう。

しまいには、榎本の妊娠・出産だ。これでも本当に二児の父か。誰も打てないフォークを投げる元大リーガーか。

父親として、野球選手として、一人間として、最低だと思う。

「誠実で、明るく元気な子に育ってほしい」という意味で「誠朗(ともあき)」くんと名付けた」

 →誠実で??まず親である自分が誠実であってから望んでほしい。

「安定したら発表したいと考えていた」

 →既にこの世に生を受けている二人の子どもの心に「安定」は来るのか。なんとも自己中心的な発言である。

既に都内の自宅に戻り、佐々木と前妻との間の子供たちと生活を共にしている。

 →これが一番意外だった。子どもは慰謝料の関係上親権だけ佐々木が取って、実際は妻と一緒に暮らしているのかと思っていたが、違うようだ。
前の子どもと榎本と「誠朗君」が一つ屋根の下で暮らしているのか…あり得ない。子ども達はどういう心境で日々生活しているのか。

これを聞く限り、相当子どもが振り回されているか、そうでないとしたら、もしかしたら離婚の原因は妻の方にもあったのかもしれない。妻は一人で悠々自適の生活を送っているのかもしれない。真相は当人のみぞ知る…

ただ、少なからず佐々木がとった今回の一連の行動が全国の野球少年、そして自分の子ども2人にとって深い失望と悲しみを生む結果となったことは、明らかである。

あと、この際どうでもいい話だが、念のため。
佐々木を立てるためか、一部報道で「佐々木・有名女優との不倫」などと報じられていたが、それは間違いである。榎本加奈子は「有名」でも「女優」でもなんでもなく、生意気・毒舌を売りにしたキャラクターでちょっとだけ茶の間に醜態を曝した「三流のグラビアタレント」であることだけは、事実として言っておかなければならない。

あと、もう一つ。通例こういった特定の個人を非難する文章には締めくくりとして「もしファンの方がいたらごめんなさい」的なお断りを加える必要があるのだろうが、今回については必要性を感じないのでやめておく。むしろ「佐々木のファン」なる人がまだ世の中にいるのであれば、今回の一連の騒動をどのように見ているのか、是非ともご意見賜りたいものである。

大魔神 人生それで エーノカナ?

おあとがよろしいようで。


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コメント 5

とと

私も以前,佐々木投手の離婚について書いたことがあったので,TBします.

同じ事実を見ても,感じ方はいろいろだなぁ~と思いました.
by とと (2005-05-27 23:38) 

まめ

うちの母親は、アメリカにいる時から榎本加奈子と浮気していたって聞いてから、佐々木選手が出てくると、「こういう人はゆるせない、元奥さんも子供も可愛そう、気分が悪くなる」と言ってTVのチャンネルを変えます。

ととさんのTB読ませていただきました。
感じ方って色々あるもんですね。
元奥さんが日本に帰ると言ったのは、現地に馴染めなかったからでなく、浮気に耐えられなくなったから、というのはいかがでしょう・・・
by まめ (2005-05-29 15:34) 

とと

>まめさん
私のTBを読んでいただいてありがとうございます.
(*- -)(*_ _)ペコリ
>現地に馴染めなかったからでなく、浮気に耐えられなくなったから、というのはいかがでしょう
↑そうかもしれませんね.それもありだと思います.

さて,同じことを知っても感じ方が人それぞれだなぁ~という部分が面白かったので,そういう記事を書いてまたもTBさせていただきました.こないだも,ひとつのエントリーに3つの記事をTBしたこともあったりして,・・・ごめんなさい.
決してストーカー(笑)じゃありませんから.(^-^;

お許しを~
by とと (2005-05-29 23:29) 

奥さんが帰国したのは病気のせい。ってことのようですよ。
アメリカでの生活に馴染めなくて病気がちにと。
そのころから、子供の世話すらできなくなって、そこに現れたのがエノカナだったらしい。
で、佐々木自身も、子供も母親に代わってエノカナに頼ってたとかいう噂です。
なので、子供もエノカナにはかなり懐いてるとか?
ま、そうなると、病気になった元奥さんはどうなる?って話ですけどね。
(父親があんななら、子供も子供かと・・・・・)
ま、真相はわからないんで。なんとも言えませんが。
by (2005-08-11 00:34) 

俺

確かに、アメリカという異なる環境での生活、大リーグという夫を支えつつ、子育て…大変だったんでしょうね。危機は逆に夫婦が結束する機会になれば一番なのですが、この夫婦の場合は見事に感情がぶつかりあっちゃんたのでしょうね。しかし、人それぞれ、境遇それぞれ、それこそ「人生色々」だとは思うのですが、未だに(前妻との)子どもたち2人が何を考えてるのか、まったく見えてきません…
ま、人の私生活に興味はないので、皆さんうまくやってくれればいいと思っておりますが…。
by (2005-08-11 00:41) 

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